王者ロナウド

エンツォカターニア(著者), 利根川晶子(訳者)

• 販売会社／発売会社: 潮出版社/
• 発売年月日: 2003/04/05
• JAN: 9784267016769

商品レビュー

2008/09/07

ＡＣミランを退団してロナウドは
今どこで何をしているのでしょう？

ロナウドの本を読みました。
涙がボロボロと出て止まらなくなりました。

インテルの苦しい時代と
2002ワールドカップ優勝の頃のロナウドについてです。

インテル時代、たび重なるケガと
若いロナウドには重過ぎるくらいの有名税。

すべては９８年のワールドカップ決勝の事件から
始まっているようにも思えます。
あれは大きすぎるトラウマであり
その後のケガの連続は、おそらく心身症でしょう。

インテルミラノではなぜかのびのびと出来なかったのです。
絶対的なエースであってもキャプテンマークは
ロナウドには向いていなかったのです。

2002年、セレソンでは楽にやれたでしょう。
だからインテルから裏切り者呼ばわりされても
レアルマドリーでは本来のロナウドを発揮できたでしょう。

僕とは似ても似つかわない人生ですが、
泣けて泣けてしょうがなかったのです。