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検証 日露首脳交渉 冷戦後の模索
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 2003/03/26 |
JAN | 9784000242196 |
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検証 日露首脳交渉
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2003年刊。著者佐藤和雄は朝日新聞大阪本社社会部次長。同駒木明義は朝日新聞政治部記者。◆1990年エリツィン政権期から、2003年プーチン政権初期までの、北方領土をめぐる日露間の交渉裏面を明らかにしようと意図した書。エリツィン時代、特に第1期は本当に解決のチャンスだったことがよくわかる。その意味で、故渡辺美智雄外相(当時)の失言・放言の責任は重い。別書で議員の外交問題の保秘観念の欠如を小泉純一郎元首相が厳しく戒めていた理由が、この一事をもっても判るところ。◇また、橋本龍太郎氏の卓越した外交能力。 鈴木宗男氏と佐藤優氏による対露交渉の内幕や外務省の反発も頁を割く。◆とはいえ、他書(「日露国境交渉史」)を読むと、このエリツィンですら北方領土返還には消極的であったこと、外交的にはヨーロッパ重視姿勢であったとの指摘もある。はっきりいって、ガスパイプラインを引きエネルギー購入(一部依存)を打ち出さない限り、北方四島を返そうとするインセンティブが働かないのではないか。そんな気がする。
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