安全学の現在 村上陽一郎対談集

村上陽一郎(著者)

• 販売会社／発売会社: 青土社/
• 発売年月日: 2003/03/30
• JAN: 9784791760220

商品レビュー

2011/06/20

原子力安全保安院って何かが分かりました。
浜岡の事故や，水素爆発などについても原理と対応などが理解できました。
不測の事態に対しても，これだけ対策は立ててありますということが仕事とのこと。
平成12年内部告発から，必要性が認められてきたとのことで，今後の活躍が期待される。
想定外をなくすのが仕事のはずだから。

2011/04/23

3.11の東日本大震災、福島第一原子力発電所の事故を踏まえて、手に取ってみた。特に原子力安全・保安院の望月晴文氏、京大防災研の林春男氏との対談が興味深かった。収録された対談が行われたのが、2002年。安心・安全がキーワードとして出てきたのもこのころからか？　で、10年近く経て再びの大災害。問題は何も解決してないようにも思える。
リスク・アセスメント、リスク・コミュニケーション、クライシス・コミュニケーション、課題はいろいろある。