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グローバリゼーション下の苦闘 21世紀世界像の探究 「南」から見た世界06
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 大月書店/ |
発売年月日 | 1999/07/09 |
JAN | 9784272200764 |
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グローバリゼーション下の苦闘
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グローバリゼーション下の苦闘
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植民地時代につくられたモノカルチャー的経済構造が、脱植民地化を経ても基本的には存続していく場合が多かった。その構造からの脱却を図って成功する国々も確かに現れ、南の世界の経済的に多様化していくことになるが、帝国主義の時代における経済関係の継続をもくろむ北の世界の圧力に抗して経済発展...
植民地時代につくられたモノカルチャー的経済構造が、脱植民地化を経ても基本的には存続していく場合が多かった。その構造からの脱却を図って成功する国々も確かに現れ、南の世界の経済的に多様化していくことになるが、帝国主義の時代における経済関係の継続をもくろむ北の世界の圧力に抗して経済発展の離陸を実現するために必要な経済戦略とそれを実現していくに足るすぐれたリーダーシップを見出しうる国は限られていた。 冷戦の終焉以降になると、それまでの社会主義陣営の国々の多くが社会主義を放棄するとともに、南の世界に加わってくるという形での南の世界の多様化も進展してきた。 アマルティア・センは貧困とは権利の剥奪によって人間らしい生活に必要な基礎的潜在能力が欠けている状態だという。(J.Dleze & Amrtya Sen, "Hunger and Public Action", Clarendn Press 1989) 20年以上前はインドなどごく稀なケースを除くと、開発途上国の中で、民主主義体制と呼べるような国はほとんどなかった。
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