商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1999/08/23 |
JAN | 9784062097581 |
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森福都さんの著作を読むのは「十八面の骰子」以来、二冊目ですが、こちらも中国(宋代)を舞台にしたミステリ風味の短編集。読みやすいです。登場人物も魅力的で、陸兄のような情に流されやすい常識人と、周季和のような如才無いけど可愛いところもある美形のコンビ。美味しすぎます。むふふ。 つく...
森福都さんの著作を読むのは「十八面の骰子」以来、二冊目ですが、こちらも中国(宋代)を舞台にしたミステリ風味の短編集。読みやすいです。登場人物も魅力的で、陸兄のような情に流されやすい常識人と、周季和のような如才無いけど可愛いところもある美形のコンビ。美味しすぎます。むふふ。 つくづく思うのだけれども、私は男の友情……というか、彼らの間に存在する愛にも似た光(って?)に弱い。ぶっちゃけ、恋愛感情に発展したもの(ボーイズラブとか)はあからさますぎて苦手だったりするのですが、ブラインド越しにお互いを伺いあってるみたいな感じはとっても好き。相手に一目置いていたり、慕っていたり、でもちょっとバカにしてたり、嫉妬してたり。深読みできる微妙な関係が私の乙女心をくすぐるのです。わはー。って何の話だ? お話としては、しゃっくり探偵大活躍の「綵楼歓門」がお気に入りです。大学の東洋史演習で、科挙関連の史料を延々と読まされたことまで思い出したりしましたが……。何にしろ、試験に合格するのは大変だし、合格してからもやっぱり大変なのです。はあ。
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