俺たちの老いじたく これからは好きなように生きる

弘兼憲史(著者)

• 販売会社／発売会社: 祥伝社/
• 発売年月日: 1999/12/15
• JAN: 9784396610937

商品レビュー

2023/07/07

世の中のモノサシなど、あと20年ほどして自分が死ねば全部消えてしまう。いずれ消えてしまうなら、今から消してしまってもいいじゃないか
誰の為でもない。自分のために生きる
もはや、人生の仕事と言えば日々、楽しく生きることしかなくなる

2017/03/08

一番やりたいことをやる自分が、ほんとうに生きてる自分だろう。値段とか地位とか、比較されるものから得られる幸福感は、つねに不幸感と隣り合わせだ。自分より上が現れれば、途端に幸福ではなくなる。問題は家族サービスするかしないかではない。子供が困ったとき、本当に助けられるかどうかだ。的確な言葉を言えるかどうか。体を張って守れるかどうか。人生最後のダンディズムは、身一つの清々しさ。メンツや尊大さを捨て、素のままで情緒で付き合う。無理に友を求めなくてもいい。心を交わせる友が遠方にいれば、それを誇りにすればいい。一人旅では自己の気弱さに気づき、それと付き合う術を心得る。強い楽天性と、辛い現実の中からプラスを見つけ出す強靭な魂。50代は無理ができない年代だから、健康と生きがいは重要でセット。創造行為とチャレンジ心が脳を活発にする。自分を愛し、他人を受入れ、自己肯定感、生きがい、自己治癒力を高めよう。高杉晋作「おもしろき、こともなき世を、おもしろく」「足ることを知らば貧といへども富と名づくべし、財ありとも欲多ければこれを貧と名づく」往生要集