商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 扶桑社/ |
発売年月日 | 1999/08/30 |
JAN | 9784594027544 |
- 書籍
- 文庫
小さな暗い場所
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小さな暗い場所
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
前半と後半で趣が違って面白かった。 穴に落ちた恐怖はわかるが、根の存在が彼女を排除したいのか受け入れたいのか分からず、ぶれを感じる。 地下室の根と、最後に彼女が帰っていく場所とは、随分印象がことなる。 また、後半はえぐい死に方の連続、町ごとふっとばす、というアメリカ的な混沌が面白...
前半と後半で趣が違って面白かった。 穴に落ちた恐怖はわかるが、根の存在が彼女を排除したいのか受け入れたいのか分からず、ぶれを感じる。 地下室の根と、最後に彼女が帰っていく場所とは、随分印象がことなる。 また、後半はえぐい死に方の連続、町ごとふっとばす、というアメリカ的な混沌が面白くもあるが、やり過ぎな感もある。 町の爆発は、子どもが穴に落ちたことよりも人々の記憶に残るはずなのに、サラッと流されてしまうあたりが、かなり適当だなと思った。 まあ、娯楽なのだからいいのだけれど。 1999.9.13 今Pm2:00。 実習1日目前夜に何をしているのだ、と少し思うが、どうせ眠れないのだからと思って読んだ。なかなかすごい話だった。かなり面白かった。しかし、怖いとも思ったし、なんとも複雑なようにも思う。私がアンドロメダだったら同じようにしただろうか。したかもしれない。しないかもしれない。社会の汚さを仕方ないように思ってしまう人間になってしまった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2冊本を読んだ感覚というのかな…一つは八方塞がりの両親が我が子を穴に転落させ救助されることによって同情と生活再建を果たす話。もう一つは助かった少女の復讐劇。そして最後のメッセージは森羅万象への謙虚な思い。最後のメッセージを決めてから書き始めた小説かなと思った。図書館のリサイクル本、出逢えてよかったし、映画観たいなぁ。
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全然ミステリーを感じさせない前半、予想を裏切る後半。今までのありがちパターンとは違った感じで面白い。
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