商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 世界思想社/ |
発売年月日 | 1999/10/20 |
JAN | 9784790707738 |
- 書籍
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サブカルチャーの社会学
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サブカルチャーの社会学
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「しかし、他方で「加熱する文化装置」としての側面を見のがすわけにはゆかないであろう。これは、「サブカルチャー」と深い関わりを持つ「遊びの文化」という問題を、どのように性格づけるかという問題と深く関わる。つまり、「遊」を「距離」をとり、「はまらない」領域として「聖域化」できるかとい...
「しかし、他方で「加熱する文化装置」としての側面を見のがすわけにはゆかないであろう。これは、「サブカルチャー」と深い関わりを持つ「遊びの文化」という問題を、どのように性格づけるかという問題と深く関わる。つまり、「遊」を「距離」をとり、「はまらない」領域として「聖域化」できるかという問題である。」 ー 38ページ 宗教の価値について問われたら過半数の日本人は否定的になると思う。 宗教にたいして否定的であれ、という文言は、この文化的な地盤において確立されているように見えるし、己が宗教者であるということを自称することはそれなりの覚悟が必要になる。 では全ての宗教者、というか宗教に関わる人達がマッチョに「私は宗教者です」といえるのかというとそうでもなくて、その場合の関わり方の一つが「宗教と戯れる」、宗教をサブカルチャーとして捉えて接するというものになる。 宗教とサブカルチャーの関係性についてが僕の一つのテーマなわけなのだけど、この本はサブカルチャーがどういった性質を持つものなのかについて、決して狭い意味での定義にとらわれることなく探求していっている。 サブカルチャーという言葉にも否定的な人がいるということは勿論知っているが(そしてその否定の仕方も立場も様々であるということも承知のうえだが)、その上でサブカルチャーとくくられるような存在、そのような接し方を生み出すような社会的コンテクストについて考察を加えてみるというのは、現代を生きる上での「ルール」を読み解くヒントになるのではないだろうか。
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