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指揮のおけいこ
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指揮のおけいこ

岩城宏之(著者)

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指揮のおけいこ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 1999/05/30
JAN 9784163552408

指揮のおけいこ

¥1,676

商品レビュー

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2025/01/29

1995~1998年に「週刊金曜日」に隔週で連載されたエッセイを書籍化したもの。この単行本は1999年の発行。売れ行きは良いようで、2度文庫化されている(2003年 文春文庫、2023年 河出書房新社)。 「指揮のおけいこ」というタイトルは誤解を生みそうだ。「指揮者について知り...

1995~1998年に「週刊金曜日」に隔週で連載されたエッセイを書籍化したもの。この単行本は1999年の発行。売れ行きは良いようで、2度文庫化されている(2003年 文春文庫、2023年 河出書房新社)。 「指揮のおけいこ」というタイトルは誤解を生みそうだ。「指揮者について知りたい」と考えている人が手に取ると肩透かしを食うだろう。あとがきに、「指揮者についてのオチョクリ四分の三と、ぼくの真面目な専門的指揮論をミックスした」と書いてある通り、誰にとっても読みやすい、ライトエッセイに仕上がっているからだ。 「指揮者のタマゴたちが読めばかなりのヒントをつかむことができるはずだ」とも書いているが、あくまでも岩城宏之氏の感じたことをそのまま書いているので、一般化はできない。岩城氏の、飾らない率直な感想、意見を楽しむ本である。 本音は、79ページに書いている以下の文章だ。 *** 指揮という仕事にあこがれている善男善女のみなさんに、オチョクリのレッスンばかりを書いてきたが、ぼくの指揮についての真意を、大マジメに書く。 一、指揮を習うことはできない。 二、指揮を教えることはできない。 三、指揮者には、なるヤツだけがなれる。 四、指揮者になれないヤツは、なれない。 これが全てだ。本当にマジメに書くと、これでオシマイである。 *** 真面目な音楽論を期待する人には向かないが、クラシック音楽ファンが気楽に読むのには適している。

Posted by ブクログ

2015/04/23

未知なるクラシック関連本読書シリーズ? 指揮者、クラシックを知っていると味わい深い本なんだろう。門外漢の当方にはあまり面白味のない本ですかな、クスッとくるところがないんだなぁ、、、

Posted by ブクログ

2015/01/29

20150127読了 P60 オケと意思疎通するとき不自由な外国語のほうがエッセンスをずばりと言える。母国語だとくどくどと説明してしまうので険悪な雰囲気になったりするから注意。かといって、日本語が険悪さを生むのではなくて、西洋音楽の演奏法や表情をあらわす表現は欧米のことばだと豊富...

20150127読了 P60 オケと意思疎通するとき不自由な外国語のほうがエッセンスをずばりと言える。母国語だとくどくどと説明してしまうので険悪な雰囲気になったりするから注意。かといって、日本語が険悪さを生むのではなくて、西洋音楽の演奏法や表情をあらわす表現は欧米のことばだと豊富にあるが、それに対応する日本語は少ない。能や狂言などで使うことばに対応する外国語がないのと同じなんだなと思った。●P137~ 「世界的な音楽家になるためにはユダヤの血とホモセクシャルの両方を持っていれば鬼に金棒」という一文でぱっと思い浮かんだのがホロヴィッツの名言。岩城さんがホロヴィッツの言葉を知っていたのかどうか分からないけど、同じ業界にいれば同じようなことを肌で感じるのは当然なのかも。

Posted by ブクログ