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愛することに「臆病な人」の教科書 講談社ニューハードカバー
1,760円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1999/05/22 |
JAN | 9784062641036 |
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愛することに「臆病な人」の教科書
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愛することに「臆病な人」の教科書
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商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
この本の趣旨は、自分を信じることから始めようということらしい。愛することに臆病なのは自分に自信がないからだという。だから、自分を見つめることから始めなければ本当の愛を知ることができない。
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借りたもの。 男女共にお互いの心理状態を知るためのストーリー仕立てになっている。 書物の中のドラマ『リビングルームの男と女』は、日常の一コマでよく起こる男女のすれ違いの際に、それぞれの葛藤がどんなものかを口語で書き起こしている。 その葛藤の根底にあるものが、恐らく人類が文明(男性...
借りたもの。 男女共にお互いの心理状態を知るためのストーリー仕立てになっている。 書物の中のドラマ『リビングルームの男と女』は、日常の一コマでよく起こる男女のすれ違いの際に、それぞれの葛藤がどんなものかを口語で書き起こしている。 その葛藤の根底にあるものが、恐らく人類が文明(男性原理主体の社会)を持ってから脈々と受け継がれた“両親コンプレックス(父親コンプレックス、母親コンプレックスまたはその両方)”による悪影響であることを指摘。特に異性の両親から子に与える影響に着目している。 父親から無視される(父の不在)娘、母親に支配される(母の過干渉)息子は、自己評価の低い女・男となり、同じように“娘とどう接して良いか分からない父”と”息子離れできない母”となり、同じような負の遺産を子供に与えてしまう…… それは更に、男女双方に愛の表現が分からない、お互いがどう思っているか解らず、失望してしまうという弊害を生む。 その負の連鎖を断ち切るために必要な事は、自立、自分に自信を持つこと。 そして自分を尊重するのと同じように、異性、パートナーを尊重することを強調している。 相手に依存するのではない。 この本は「男女あるある」や男女間のコミュニケーションのハウツー本ではない。 心の奥底にある問題点をドラマを通して自分と照らしあわせて浮き彫りにすること、それと向き合う「内省」するための指南書だ。 同時に、異性の考えを知るためのものである。 男女の考えに大きな隔たりがあるのは事実で、それをどの様に克服するかは、個々人の内省の末、湧き上がってくる相手への“思いやり”以外無いのだろう。 現代のフェミニズムの台頭は肯定的に捉えながらも、破壊をもたらしかねない女の強さに対して、自制を仄めかしている。それは女である私が読んでいても、納得するものだった。
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