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ヒトラーの震え 毛沢東の摺り足 神経内科からみた20世紀 中公新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
| 発売年月日 | 1999/05/25 |
| JAN | 9784121014788 |
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ヒトラーの震え 毛沢東の摺り足
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ヒトラーの震え 毛沢東の摺り足
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商品レビュー
3.9
9件のお客様レビュー
医者の視点からの解説…
医者の視点からの解説に、何度も衝撃を受けました。最後の横井さんの章、ええーっと感動と驚きです。
文庫OFF
当時の映像と開示された資料等から病気について指摘されることは、現在の指導者たちにとっても脅威なのかもしれない。 プーチン大統領も少し前にパーキンソン病の疑いがあるというニュースがあったが、ここ最近はそのような話は聞かない。体制が揺るがないようにするには”元気な姿”を印象づけさせ...
当時の映像と開示された資料等から病気について指摘されることは、現在の指導者たちにとっても脅威なのかもしれない。 プーチン大統領も少し前にパーキンソン病の疑いがあるというニュースがあったが、ここ最近はそのような話は聞かない。体制が揺るがないようにするには”元気な姿”を印象づけさせることは重要なのだろう。 また、ハーラーフォルデンのような医師のについて、触れられてあることは非常に有益であると感じた。
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タイトルが示す通り、ヒトラーや毛沢東をはじめ歴史に名を残した人々の精神的な病気について紹介していく。筆者は精神科医で、たまたまテレビで観たヒトラーの震える手を見て本書の着想を得たそうだ。ヒトラーは言わずと知れた第二次大戦時のドイツを率いた独裁者であるが、若かりし頃は軍隊に所属し、...
タイトルが示す通り、ヒトラーや毛沢東をはじめ歴史に名を残した人々の精神的な病気について紹介していく。筆者は精神科医で、たまたまテレビで観たヒトラーの震える手を見て本書の着想を得たそうだ。ヒトラーは言わずと知れた第二次大戦時のドイツを率いた独裁者であるが、若かりし頃は軍隊に所属し、その後強力な演説力と人材登用の妙により、ナチスドイツのトップとして世界を戦乱の渦に巻き込んだ張本人である。そんなヒトラーも戦争末期にはパーキンソン病の症状である手の震えや表情が失われる状態となる。最後は敗北間近のドイツにあり自宅で婦人と共に自殺した。 中国共産党を率いて抗日に身を投じ、蒋介石率いる国民党を台湾へ押しやった毛沢東も、同じく病気に悩んだ。こちらはALS(筋萎縮性側索硬化症)という現代においても明確な治療法が確立していない進行性の難病だ。歩き方が摺り足になっていた事から、本書のタイトルにもなっている。その他、ソ連のレーニンやアメリカのレーガン、ルーズベルトなど世界の歴史の転換点を作ってきた指導者の多くが、精神的な病気を患っている。 本書の導入部はそうした脳に関わる病気の仕組みを解説したり、原因や症状についての説明がなされているため、その後に続く著名人の病状が理解しやすくなっている。 例に上がった人物は日本の田中角栄含め、錚々たるメンバーが名を連ねる。中にはアメリカの偉大な野球選手(ベーブルースと3、4番を打ったルー・ゲーリッグ)やフランスの音楽家(ボレロで有名なモーリス・ラヴェル)などもALSやアルツハイマーに罹患するなど、政治、軍事、スポーツ界、音楽界、あらゆるジャンルで活躍した人達が、最後は病気によりその生命を絶たれている。 大きなプレッシャーや緊張感などが病気を引き起こしたり、悪化させる要因の一つになっている様だ。私も重要な会議に出て喋る前などは、(事前準備の充足度にもよるが)頭痛や吐き気をもよおすことがある。頭蓋骨が軋むほど、こめかみを強くペン先で押すこともあり、たまに出血することもある。脳内ではきっと細胞が幾つか潰れてそうだ。怒りや緊張は脳内の血管に大量の血液を流し、圧力も高まる。頭痛になると(年間300日は頭痛)それに輪をかけて血管が破裂しそうなくらい頭に強く力を入れる事もある。力を抜くと一気に血が抜けて、スーっと頭痛が一瞬楽になるからだ。本書を読んだ後は、その様な一瞬の快楽を得るためだけに脳を危険に晒す行為は止めようと思った。 普段なら難しい、脳に関わる病気について著名人の病状などを用いて解りやすく解説しているので、頭に不安を抱える方にも勧めたい一冊だ。 本書後書きにも記載されている様に、本来医師は人の命を救うのが仕事であり、逆の命を断つ方法も熟知している。ナチスドイツの下で山の様な人数の脳を取り出して研究した医師もおり、確かにその研究成果が病気の改善や治療に役だったとしても、人としての倫理観を失ってはいけないと強く感じた。
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