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運を育てる 肝心なのは負けたあと ノン・ポシェット
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運を育てる 肝心なのは負けたあと ノン・ポシェット

米長邦雄(著者)

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運を育てる 肝心なのは負けたあと ノン・ポシェット

586

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社/
発売年月日 1999/02/20
JAN 9784396311155

運を育てる

¥586

商品レビュー

3.9

8件のお客様レビュー

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2023/04/24

BOOKOFFで懐かしい人の名前を見つけたので手にとりました。 米長邦雄氏は見るに、多彩すぎたように思えます。だが、運命の女神は見捨てなかった。 七たび名人へ挑戦し得たもの奇跡なら、50歳の時に、名人になれたのも奇跡である。 一度だけだが、彼に微笑んだのである。 対して、同時...

BOOKOFFで懐かしい人の名前を見つけたので手にとりました。 米長邦雄氏は見るに、多彩すぎたように思えます。だが、運命の女神は見捨てなかった。 七たび名人へ挑戦し得たもの奇跡なら、50歳の時に、名人になれたのも奇跡である。 一度だけだが、彼に微笑んだのである。 対して、同時代人の大名人中原誠はひたすら将棋を指し、書いた本の中身もほぼ将棋一色です。 女に溺れたのを悪く書くようであるが、名人という重圧の元でそうは思いません。 でもその相手が米長の内弟子であったことも稀有の因縁なのでしょうか。 書中気になった言は以下のとおりです。 ・いかなる局面においても、「自分は絶対に正しい」と思ってはならないということだ。謙虚でなければならない。 ・どんなに自信があっても、それを絶対と思い込んで発言してはならない。 ・足らぬ物は余る 余るものは足らぬ  ・足りないと思っているうちに必ず間に合う、いくらでもあると思っているといつの間に足らなくなる ・どんな将棋でも、全力投球しなければならない。加えて、森下の実践哲学はその上を行く。目の前の一局がすべて。 ・どうしても勝たなければならないのだ。さもなければ殺される。食うか食われるかの時代であった。 ・言うは易く、行うは難し ・幸運は七度人を訪れる ・勝負も商売もおなじですよ。「運」「鈍」「根」。この3つが大切だ。 ・世の中には、運と根の大切さに気付いている人はたくさんいる。でも、鈍ということをわかっている人は少ない。 ・根というのも、よく知られている。根性、性根です。みんな大切だと思っている。しかし鈍はむずかしい。 ・言葉だけは知っている人も多いようだが、これを実践できるかとなると、できる人はほとんどいないんです。 ・「学ぶ」より「捨てる」ことのほうがむずかしい。一所懸命に学んで、どんどん捨てなければ、進歩はない。 ・多くの企業人、経営者と接していくうちに、どんな人が出席していくかを見分けられるようになった。簡単にいうと平社員のときから、社長のような発想をしている人である。 ・(勝負の)女神は、結果よりも、過程に興味を持っている ・天の時、人の和、地の利 目次 まえがき 第1章 生涯の女運を賭けた勝負 第2章 眼前の一局に生きる 第3章 惜福で生きる 第4章 馬鹿になれるか 第5章 トップの気概とは何か 第6章 女神の好きな国・嫌いな国 第7章 奇跡の起こし方 第8章 薹(とう)が立って咲く 第9章 七度目の名人戦 第10章 仰げば尊し ISBN:9784396311155 出版社:祥伝社 判型:文庫 ページ数:256ページ 定価:533円(本体) 発行年月日:1999年02月 発売日:1999年02月10日

Posted by ブクログ

2014/10/12

20年も前に、思春期の息子さんを持つ上司に貸してあげた。そのおかげで彼は、上場企業の社長に成った。運・鈍・根。私は切れると評されたが根気がなく、運も掴めなかった。

Posted by ブクログ

2014/07/22

・一つは、いかなる局面においても「自分が絶対に正しい¥と思ってはならないということだ。件k所でなければならない。どんなに地震があっても、それを絶対と思いこんで発言してはならない。 ・攻めるべきところ、守るべきところ、これをはっきりと区別できない人間は身を滅ぼす。長期的に見て無いん...

・一つは、いかなる局面においても「自分が絶対に正しい¥と思ってはならないということだ。件k所でなければならない。どんなに地震があっても、それを絶対と思いこんで発言してはならない。 ・攻めるべきところ、守るべきところ、これをはっきりと区別できない人間は身を滅ぼす。長期的に見て無いんが最善か、自分の幸せにとって何が大切なのか、それが洞察できなければ、白星の積み重ねが裏目に出てしまうことも多いのである。 ・幸福に合う人の多くは「惜福」の工夫のある人であって、不運の人のとんどは、その工夫のない人である。 惜福は倹約や吝嗇ではない。「全て享受し得るべき所の福佑を取り尽くさず、使い尽くさずして、これを点と言おうか将来という押下、何れにしても冥冥たり茫々たる運命に預けおき、積み置くを福を惜しむという」のである。 ・余裕・ゆとりの気持ちの有無が第一のポイントになる。 ・勝負も商売も同じですよ、運、鈍、根、この三つが大切だ。世の中にはうんと根の大切さに気づいている人はたくさんいる。でも鈍ということをわかっている人は少ないです。 ・深沈厚重なるは、これ第一等の資質。磊落豪雄なるは、これ第二等の資質。聡明才弁なるは、これ第三等の資質。 ・逆境はにんげんにとってつらいことが有る。しかし順境によく耐えうる人ひとりに対して、逆境に耐えられる人は100人もあろう。 ・謙虚であることと、信念を持つことは、全く別次元のことで、ほんとうに強いものは、この2つを対立させることは無い。何のむjんもなく両煎りつさせる。ところが、弱いものほどこの2つの次元の違いがわからず、混同してしまう。 ・多分、彼は謙虚、素直ということは、弱みを見せる、負け犬になる、と同義語だと思い込んでいるのだろう。弱者はこれを混同し、同時に女神にも見放される。 ・人間は環境の産物である。生まれついての才能も関係するが、それが芽を吹き、話そ咲かせるかは置かれた環境に左右される。そして恐ろしいことに、芽吹かぬ環境に見を置き過ぎると、時の経過とともに、人生とはそういうものだと思い込んで、s子にないzんで行く。 ・不平をこぼす人間に与えられるものは、一般に哀れみよりむしろ軽蔑である。 ・アメリカが勝利の女神嫌わせて自滅するのを、黙ってみているしか指し手がない状況だ。 ・たとえ1%でも可能性があるののなら、負け犬になってはいけない。敗北や失敗を前提に行動すると、その悪影響は、その行動の結果だけにとどまらないのである。

Posted by ブクログ

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