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母の発達 河出文庫文芸コレクション
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母の発達 河出文庫文芸コレクション

笙野頼子(著者)

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母の発達 河出文庫文芸コレクション

660

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 1999/05/08
JAN 9784309405773

母の発達

¥660

商品レビュー

3.3

24件のお客様レビュー

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2010/05/28

死んだ母親がなぜか再…

死んだ母親がなぜか再生?奇想天外な笙野ワールド炸裂!!

文庫OFF

2024/08/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まるで宇宙そのものみたいだった……という意味のわからない感想が浮かんでくる。すごい作品を読んでしまった。 「母の縮小」は内容が突飛でなかなかついていけなくて、「母の発達」の途中からめちゃくちゃ面白くなってきて、「母の大回転音頭」ではこんなものを書く作者がすごすぎると思った。どうやったらこんな話になるのだ、天才なのか。 書いてあることの意味が全然分からないのになんだか理解できる気がしてくるのが不思議だった。母がいない人は支配しやすくて母親気取りの人物につけこまれるだとか、悪魔の母の中に愛や安心やありがとうが存在しているだとか、妙にハッとさせられる箇所がいくつかあるのだ。 母と娘の関係の難しさ、お母さんという存在が世間からどう扱われてどう生きているか、皮肉が効いている。こんなものは一旦ぶち壊さないとそこから抜け出せない。再構築する上で娘にも大きな変化があるのが面白かった。拘束を解かれた二人が苦しみながら自由に生まれなおすことの爽快さがそこにあった。 それと単純に言葉の面白さや語呂の良さで繰り返し目で追いたくなる文章でもあった。 世界をこねくり回したような作品だったのに、読後はすっきりした満足感に包まれている。

Posted by ブクログ

2023/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

YouTube東京の本屋の中で本谷有希子がお薦めの本という事で読んでみたが、ほとんど無茶苦茶な本だった、形而上小説ならまだ分かるのだが、ただただ母親を罵倒して無茶苦茶に扱うだけで、バカボンのパパが小説を書いたらこうなるのかなと思われる小説で、出版社は河出書房新社であるがよくこんなの出版したなと思うレベルだった、これまでの読書経験上最低最悪の本らしき物だった。

Posted by ブクログ

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