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創作(8) 定本 佐藤春夫全集第10巻
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商品詳細
内容紹介 | 内容:創作 8:1935年-1942年 |
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販売会社/発売会社 | 臨川書店 |
発売年月日 | 1999/04/09 |
JAN | 9784653033202 |
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創作(8)
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1935年(昭和10年)~1942年(昭和17年)までの創作を収録。 やはり印象深いのは、息子方哉さんを中心に描いた成長期とも家族史としても楽しめる『環境』。当時のお手紙のやりとりの楽しさも伝わってきます。檀一雄からお手紙貰えるとか羨ましいなぁ…。 また、時期的にちょうどペン部隊...
1935年(昭和10年)~1942年(昭和17年)までの創作を収録。 やはり印象深いのは、息子方哉さんを中心に描いた成長期とも家族史としても楽しめる『環境』。当時のお手紙のやりとりの楽しさも伝わってきます。檀一雄からお手紙貰えるとか羨ましいなぁ…。 また、時期的にちょうどペン部隊として従軍していた時期でもあるのでそれ関係の作品である『被弾の艦』『消耗品』『運不運』『上海』はいろいろ考えさせられますね。(吉川英治と同行してたのね…) 『或る文学青年像』は太宰治との芥川賞関係の件絡みの作品。(「狂言の神」読んで怒りつつ褒めてるという例の作品です) 『ふるさと』『雁の旅』『びいだあ・まいやあ』『我が夢の賦』と(『環境』もそうですが)家族を題材にしたお話が多かった印象…。やはり時局かな。
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