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恋愛太平記(1) 集英社文庫
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恋愛太平記(1) 集英社文庫

金井美恵子(著者)

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恋愛太平記(1) 集英社文庫

712

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 1999/11/25
JAN 9784087471274

恋愛太平記(1)

¥712

商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

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2010/05/28

四姉妹といえば、「若…

四姉妹といえば、「若草物語」や「細雪」ですが、ちょっと昔の四姉妹をあくまでも明るく描いた作品です。でも、いちばん強烈なのは、なんといっても彼女達の母親なのでした。 border=0

文庫OFF

2013/08/13

4人の姉妹が織り成す生活と恋愛模様。 2巻の解説によると、刊行時に『細雪』『台所太平記』を挙げた書評が出たそうだが、文体のせいなのか、あまり先行作のことは考えずに読んだ。2巻も楽しみ。

Posted by ブクログ

2010/10/28

何回めになるのかな。たぶん、5〜6回は読んでいると思う。長いものだけど、金井さんの小説の中で一番好きかも。四人姉妹のそれこそ「恋愛太平記」なのだけど、これが何回読んでも面白いんだよねぇ〜〜〜。四人にそれぞれの連れ合い、恋人、そして実家の両親が絡んだ10年ほどのお話で、お互いがよく...

何回めになるのかな。たぶん、5〜6回は読んでいると思う。長いものだけど、金井さんの小説の中で一番好きかも。四人姉妹のそれこそ「恋愛太平記」なのだけど、これが何回読んでも面白いんだよねぇ〜〜〜。四人にそれぞれの連れ合い、恋人、そして実家の両親が絡んだ10年ほどのお話で、お互いがよくしゃべる、しゃべる・・・。もちろん、みんな、人格者というわけではなく、金井さんが確信犯的に欠点を作っていて、失言も多いところがなんか笑えてね。そして、それに買い物好きの実家の母親が、なんというか、「うざい」ながらもいい味を出していて。お洋服や調度品、食べるものの細かい細かい描写には、時にうんざりするけれど、カメラがパンするようにただ見たままの書きっぷりって金井さんならでは。(#^.^#) 上二人は離婚して家に戻ってくるんだけど、下の二人も、結婚相手の火遊びを匂わせ、また自分も、なんていうこともあり。でも、読者にさえそれが真実なのか、杞憂なのかを教えてくれないところは、そんなのつっつかない方がいいのよ、と金井さんは言いたいのか??金井さんを思わせる「目白のおばさん」が珍しく、未亡人(しかも金持ちの!)として登場するのが可笑しい。「噂の娘」に出てきていた理容院の先生らしきおばあさん(林長次郎に修学旅行の際会いに行って退学になった)が出てきているのはサービスかな。というか、そっか、あの商店街は、彼女たちの実家のある町の話だったのか、なんて。(#^.^#)

Posted by ブクログ

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