商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 1999/11/26 |
JAN | 9784488197513 |
- 書籍
- 文庫
スミソン氏の遺骨
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スミソン氏の遺骨
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アメリカの作家リチャード・ティモシー・コンロイの長篇ミステリ作品『スミソン氏の遺骨(原題:Mr. Smithson's Bones)』を読みました。 ここのところ、アメリカの作家の作品が続いています。 -----story------------- ヘンリー・スクラッ...
アメリカの作家リチャード・ティモシー・コンロイの長篇ミステリ作品『スミソン氏の遺骨(原題:Mr. Smithson's Bones)』を読みました。 ここのところ、アメリカの作家の作品が続いています。 -----story------------- ヘンリー・スクラッグズ、四十二歳、渉外業務室職員。 新たな出向先、スミソニアン博物館へとやってきて半年。 出世の道も見えぬまま、趣味に仕事に忙しい毎日を送っていた。 だが、スミソニアンの創設者の遺骨が妙なところから出てきたのを発端に、彼は博物館ならではの、斬新な死体を次々と発見していくことになるのだった! 『スミソニアン・ミステリ』シリーズ第一弾。 ----------------------- 1993年(平成5年)に刊行されたスミソニアン・ミステリ・シリーズの第1作です(出版された順番だとシリーズ第2作のようですが… 物語の年代順だと本作品が第1作にあたるとのことです)。 出世から外れた元下っぱ外交官で国務省から出向してスミソニアン博物館の渉外業務室職員として勤務しているヘンリー・スクラッグズが主人公… そんな彼に襲い掛かる数々の難事件を描いたシリーズです、、、 本作では、納骨堂に安置されているはずの創立者スミソンの遺骨が自然史博物館の頭蓋骨コレクションの中から発見され、これを契機に奇怪な連続殺人事件の全容がしだいに浮かび上るという展開… 素人探偵として活躍するヘンリーは、事件の解明よりもガール・ハントの方に忙しく、連続殺人をジョークの種にしたりと、不謹慎極まりない役柄の影響か感情移入できなかったんですよねー 登場人物も多く、なかなか相関が覚えられず、集中できませんでしたね。 作者がスミソニアン博物館に長く勤めた経験があるらしく、その沿革に関わる蘊蓄や内部機構のディティールの描写は巧みでしたけどね… 全体的には期待外れ感が強かったですね。
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