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地中海の覇者ガレー船 知の再発見双書88
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地中海の覇者ガレー船 知の再発見双書88

アンドレジスベール(著者), ルネビュルレ(著者), 遠藤ゆかり(訳者), 塩見明子(訳者), 深沢克己

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地中海の覇者ガレー船 知の再発見双書88

1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 創元社/
発売年月日 1999/11/20
JAN 9784422211480

地中海の覇者ガレー船

¥1,540

商品レビュー

4

5件のお客様レビュー

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2022/05/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

良い本だと思うけどオタク心で読むべき本。個人的にはもう少し大きな目で見たかった。しかし、オタクが泣いて喜ぶほど細部のウンチクも多くはないので中途半端な気もする。

Posted by ブクログ

2015/02/07

塩野七生さんの”レパントの海戦”を読むための副読本として購入しました。 前半は、レパントの海戦に至るまでのヴェネツィア共和国のガレー船についてに書かれています。 地中海交易を支配したヴェネツィア共和国の屋台骨であった海軍の中核をなすガレー船団、それは、レパントのの海戦において黄金...

塩野七生さんの”レパントの海戦”を読むための副読本として購入しました。 前半は、レパントの海戦に至るまでのヴェネツィア共和国のガレー船についてに書かれています。 地中海交易を支配したヴェネツィア共和国の屋台骨であった海軍の中核をなすガレー船団、それは、レパントのの海戦において黄金時代の頂点を迎え、その後衰退してゆく。 そのドラマが、レパントの海戦をクライマックスとして語られています ヴェネツィア共和国のガレー船団の強みは、自国の自由民が漕ぎ手の中核をなしてい為と思っていましたが、レパントの海戦の時代16世紀の後半には、手工業の発展により漕ぎ手になる国民が激減し、貧者、浮浪者、移民が仕方なく行う仕事もしくは犯罪者が釈放の条件としてやる仕事のなっていた事を知り驚きました。 後半は、17世紀フランスのガレー船について語られていますが、こちらはもう完全に犯罪者の刑罰であり、ガレー船徒刑囚の話がメインです。こちらの話は、悲惨で残酷なこの刑罰の生々しい実態が、この刑罰を実際に体験したジャン・マルテーユの体験談の引用で描写され、読んでいて気が滅入ってくるほどでした。 非常にカラフルで当時の雰囲気を伝えてくれるイラストが多数使われており、巻末の資料編では、ガレー船に関する様々な資料が読みやすい形でまとめられていて読んでいて非常に興味深かったです。 歴史に興味のある方にとっては良書ではないかと思います。

Posted by ブクログ

2011/01/26

絵が多い。 絵を描く人間ではないが、ファンタジー世界をかく人には面白いのではないか。 オール作業の図解などが、個人的に役に立つ。 読みものとしてなら、ガレー船徒刑囚の手記そのものの方が 真実は小説より奇なりを地でいく形でお勧め。

Posted by ブクログ

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