商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎/ |
発売年月日 | 1998/07/28 |
JAN | 9784877282240 |
- 書籍
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大河の一滴
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大河の一滴
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資本主義が憂いを挙げている「心の内戦」時代において、人間が本来持っている感情や心、気と言った、科学的信仰では割り切れない領域に今一度深く目を向ける重要性を説く作品。病院に行くことで病気を「発見する」ことの疑問、酒鬼薔薇を生み出した「透明な存在である自分」、自己の生命の重さが感じら...
資本主義が憂いを挙げている「心の内戦」時代において、人間が本来持っている感情や心、気と言った、科学的信仰では割り切れない領域に今一度深く目を向ける重要性を説く作品。病院に行くことで病気を「発見する」ことの疑問、酒鬼薔薇を生み出した「透明な存在である自分」、自己の生命の重さが感じられない時代、死を覆い隠す時代と社会の中で、人間の悲しいという感情に目を向け直し、それに正面から向き合うことの必要性を問う。阪神淡路大震災、オウム事件、少年犯罪、国際テロ、分断、過酷な時代に入っていく中で、人間の在り方を問い直す作品。
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帯表 もう覚悟をきめるしかない。 NHKラジオ深夜便で爆発的反響のトークエッセイも収録 帯背 真の希望と生きる力を求めて衝撃の告白的メッセージ 帯裏 瀬戸内寂聴〈作家〉 五木さんのエッセイの尽きない魅力は、深い愛と真実の本音を、心の涙をインクにして書き示してくれていることにある。...
帯表 もう覚悟をきめるしかない。 NHKラジオ深夜便で爆発的反響のトークエッセイも収録 帯背 真の希望と生きる力を求めて衝撃の告白的メッセージ 帯裏 瀬戸内寂聴〈作家〉 五木さんのエッセイの尽きない魅力は、深い愛と真実の本音を、心の涙をインクにして書き示してくれていることにある。 心身の傷ついた人が、どれだけこの一冊で、癒やされることだろうか。 多田富雄〈免疫学者〉 生命の奥底にある不安や怖れまで降りて行って、五木さんは身体の声を聞いてきた。 その声は危機の時代を生きる勇気を与える。 山田詠美〈作家〉 困難に巻き込まれた自分を見失いそうになる時、この本に出会えたことに感謝し、たかが一滴の自分をいつくしみたい。 周防正行〈映画監督〉 あるがままにあることを、肯定もせず、否定もせず、あるがままに受け入れてみる。 そうすることで、まるで違う自分が見えてくることを『大河の一滴』は教えてくれた。 見返し 私はこれまでに二度、自殺を考えたことがある。 最初は中学二年生のときで、二度目は作家としてはたらきはじめたあとのことだった。 だが、現在、私はこうして生きている。 人間の一生とは本来、苦しみの連続なのではあるまいか。 人は生きていくなかで耐えがたい苦しみや、思いがけない不幸に見舞われることがしばしばあるものだ。 それは避けようがない。 憲法で幸福に暮らす権利と健康な生活をうたっているのに、なぜ?と腹を立てたところで仕方がない。 いまこそ私たちは、究極のマイナス思考から出発すべきではないか。 まず、これまでの人生観を根底からひっくり返し、「人が生きるということは苦しみの連続なのだ」と覚悟するところから出直す必要がある。 私はそう思うことで「こころ萎え」た日々からかろうじて立ち直ってきた。 ー「人はみな大河の一滴」本分よりー 人はみな大河の一滴 滄浪の水が濁るとき 反常識のすすめ ラジオ深夜一夜物語 応仁の乱からのメッセージ あとがき
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確かに、大切な人が亡くなった時、最低の出来事が起きた時人は最高のパフォーマンスを発揮する事がある。大河の一滴というのは自分自身が自分らしくいられる魔法の言葉だと思う。焦らず、驕らず、自分らしく、必ず訪れる死を意識して、生きていきたい。
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