商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社/ |
| 発売年月日 | 1998/03/06 |
| JAN | 9784062091152 |
- 書籍
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
2001年3月の改訂版上梓。当時の日本の様々なジレンマが詳らかに描かれている。これでは国を守れない。上梓より25年現在においても防衛出動の根拠となる事態認定わ確定するまでには国会承認までのステップを踏む必要があり、迅速な対応が可能か問われるところである。戦後、これらの点で長い間縛...
2001年3月の改訂版上梓。当時の日本の様々なジレンマが詳らかに描かれている。これでは国を守れない。上梓より25年現在においても防衛出動の根拠となる事態認定わ確定するまでには国会承認までのステップを踏む必要があり、迅速な対応が可能か問われるところである。戦後、これらの点で長い間縛られてきた日本も隣国中国の力による現状変更を踏まえて今日的に改変して、他の国家と同様の国体としての防衛を可能にする法律へ変更すべきときがきている。1998年の初稿で本書が描いた有事は幸いにして訪れなかった、それは他国が日本へ侵略するのが容易ではないと考えてきた結果得られたいわばミリタリーバランスの上に訪れた平和であり、その後の中国とのミリタリーバランス差異を考えるとしかるべき対応を図るべきタイミングと改めて感じさせてくれる一冊である。
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昔読んだ、インテリジェンス関係の小説です。 私にとっては非日常ですが、「情報」が何よりも競合差別化になる、というのは、企業経営でも人生においても共通するテーマなのかな、と。 自分では一生かかっても体験することのない世界を、疑似体験することができる、というのが、小説の醍醐味だとつ...
昔読んだ、インテリジェンス関係の小説です。 私にとっては非日常ですが、「情報」が何よりも競合差別化になる、というのは、企業経営でも人生においても共通するテーマなのかな、と。 自分では一生かかっても体験することのない世界を、疑似体験することができる、というのが、小説の醍醐味だとつくづく思います。 以下、自分なりに学びのあるフレーズの抜粋: 『情報収集を続けていたのは、単なる軍事機密というような狭隘な世界にさまようような秘やかなたくらみではなかった。情報によってこそ国家が存続するという、紀元前のローマ帝国以来の根源的な魂といえた。』 『コミント機関のスタッフたちは、国民が聞けば腰を抜かしてしまいそうな機密情報と常に接している。1つ1つの情報でいちいち驚いていては、自分がいかに素人かということをPRするようなものだった。重要な情報であればあるほど、顔色1つ変えずに、冷静に淡々と処理していく。それこそが情報マンたる所以でもあった。』 『北朝鮮の軍事無線を何十年にもわたって24時間モニターし続け、膨大なデータを積み重ねてきたお陰で、本郷のデスクには第八軍の分隊レベルまでの動きをリアルタイムで捕捉したデータが刻一刻と届けられていた。』 『岡崎がキャリアたちに取り入れるのは、公安部の情報を一括して仕切っているからだ。私も『情報は部長にあげる前にすべて俺のところにもってこい。キャリアに全部言ったら、じゃじゃ洩れになるぞ』と何度も言われたことがある。そうしておいて、情報を小出しにし、キャリアの部長に報告するんだよ。警視庁公安部を知らないキャリアたちは参事官に頼らざるを得なくなる、という寸法さ。そうでもしなきゃ、1万人以上もいるこの警視庁の中で、昇っていけないのさ。』 『彼にはさらに情報を流させます。しかしディスインフォメーション、つまり欺瞞情報です。こちらにとって有利な方向に北朝鮮を動かせるようなウソを流させるのです。』
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- ネタバレ
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作者がジャーナリストなので限りなく現実に即した書き方をされています。もっとフィクションとして書けばスリルある作品になっていたでしょう。 有事の下での現行法の不備、自衛隊のあり方等をテーマに書かれているので派手な脚色は排除されています。
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