分冊文庫版 絡新婦の理(2) 講談社文庫

京極夏彦(著者)

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2006/01/12
• JAN: 9784062752893

商品レビュー

2024/05/10

一冊目から死体が多すぎるので混乱しないように一気読みをする。
アイドルのライブに大喜びする女性たちをテレビで観て、なんとなくこっちも嬉しい気持ちになった。こんな風に笑える時代がきてよかったね。

京極夏彦先生の本は、グロいところは隠すすっ飛ばす書かない、のパターンと、気分悪くなっても書く、のパターンがある気がしてて、これは後者。姑獲鳥は前者。伊右衛門は後者。

最近異常におばけずき。泉鏡花か。

神像という言葉が出てきただけで、知らないことを知ってどきどきしました。考えたことなかった！怪と幽にもさらっとでてきてた。陰陽師の神様の神像、平安貴族の姿をしてるって。

和服って素敵。着流しもいいけど袴忘れたの？って思うのでやっぱり平安装束がいい。天平時代の衣装も神様みたいで良き。
あ、この神様のイメージってどこから植え付けられてるんだろう？漫画？
そう思うと2024年、いい年なんじゃあないですか。映像作品は和服イケメンだらけ！

2022/05/07

物語が動きだした感じかした。一での内容で基盤となるストーリーがそれぞれ展開され、それぞれが動き出していた。正直キリストや妖怪は専門外なので理解はできなかったが、面白く読むことができた。

2021/03/30

ツボだったのは伊佐間と今川に言った磯部刑事の一言。
「お前等二人、全国渡り歩いて殺人事件の見物でもして回っているのかこら！」
笑ってしまいました。
事件に巻き込まれる人っていますよね(笑)。

まだまだ全体が見えない二巻。
どう繋がっていくのかワクワクします。