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チョムスキー入門 生成文法の謎を解く 光文社新書
792円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社/ |
発売年月日 | 2006/02/15 |
JAN | 9784334033446 |
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チョムスキー入門
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チョムスキー入門
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商品レビュー
2.6
16件のお客様レビュー
うーん、著者のスタンスとして反証を適宜提示していくのはもちろんいいのだけれど、入門と銘打ったからには基本的な理論の説明を丁寧に積み上げていって欲しかったな。タイトルと内容の不一致から求めているものとのミスマッチ感がある。ミニマリスト・プログラムの話で終わったけど、どういう帰結に行...
うーん、著者のスタンスとして反証を適宜提示していくのはもちろんいいのだけれど、入門と銘打ったからには基本的な理論の説明を丁寧に積み上げていって欲しかったな。タイトルと内容の不一致から求めているものとのミスマッチ感がある。ミニマリスト・プログラムの話で終わったけど、どういう帰結に行きたいのか不明瞭な尻切れトンボな幕切れだし。 著者はソシュール派ということで、ソシュール関連の著作を読んでみようかな。
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同著者のソシュール入門を読んだ後に本書を手に取ったが、両著書を通して読むとソシュールの学説に対する肯定的態度とチョムスキーの学説に対する否定的態度が顕著に表れていて、入門と言うには少し灰汁が強すぎる。 両著書共に、いきなり著者の意見が混ざりこんでくるため、どれが誰の意見なのか混乱...
同著者のソシュール入門を読んだ後に本書を手に取ったが、両著書を通して読むとソシュールの学説に対する肯定的態度とチョムスキーの学説に対する否定的態度が顕著に表れていて、入門と言うには少し灰汁が強すぎる。 両著書共に、いきなり著者の意見が混ざりこんでくるため、どれが誰の意見なのか混乱する。
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「科学としての言語学」を厳格に掲げる立場から、チョムスキーの生成文法を批判的に解説している本です。 生成文法の理論の変遷を簡潔にたどっていく形で説明がなされているのですが、そのたびに著者によるほぼ同趣旨の批判が繰り返されるので、若干うんざりさせられますが、批判の内容に関してはそ...
「科学としての言語学」を厳格に掲げる立場から、チョムスキーの生成文法を批判的に解説している本です。 生成文法の理論の変遷を簡潔にたどっていく形で説明がなされているのですが、そのたびに著者によるほぼ同趣旨の批判が繰り返されるので、若干うんざりさせられますが、批判の内容に関してはそれなりに納得できるものではないかと思います。著者自身が「科学としての言語学」としてどのような内容がふさわしいと考えているのかまったく知らないのですが、認知的なシステムの裏付けがないところで恣意的に統語論的な枠組みを想定するのは、やはり問題が大きいのではないかという気がしました。 とはいえ、本書のように著者自身の立場を鮮明に押し出した内容の本に、「チョムスキー入門」というタイトルを付すことには、やはり疑問なしとしません。「20世紀思想家文庫」というシリーズの一冊として刊行された田中克彦の『チョムスキー』も、イデオロギー的な批判に終始しており、どうも生成文法は一般の読者にも手に取りやすい入門書に恵まれていないのではないか、という気がします。
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