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会社のカミ・ホトケ 経営と宗教の人類学 講談社選書メチエ355
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 2006/02/14 |
JAN | 9784062583558 |
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会社のカミ・ホトケ
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プロローグ 経営人類学と会社 第1章 会社宗教とは何か 会社宗教のルーツ カミとホトケの不平等二分 平等原理と不平等原理 カミとホトケの五行説 第2章 会社神社と社縁共同体 会社神をまつる神社 恵比寿の再開発と恵比寿神社 会社はなぜ神をまつるのか 第3章 会社墓と日本的経営 会社...
プロローグ 経営人類学と会社 第1章 会社宗教とは何か 会社宗教のルーツ カミとホトケの不平等二分 平等原理と不平等原理 カミとホトケの五行説 第2章 会社神社と社縁共同体 会社神をまつる神社 恵比寿の再開発と恵比寿神社 会社はなぜ神をまつるのか 第3章 会社墓と日本的経営 会社はなぜ物故者を供養するのか 第4章 会社への加入儀礼=入社式 入社時研修とイニシエーション 第5章 会社の不滅と再生の儀式=社葬 社葬の意義 第6章 会社の神聖化装置=企業博物館 展示にみるカミとホトケの相剋 第7章 経営者と宗教 経営者はなぜ宗教にひかれるのか 船井幸雄の経営宗教 エピローグ 宗教からみた経営
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2018年2月読了。 通過儀礼としての入社式と「王殺し」・会社再生としての社葬についての宗教人類学的な視点からの事例紹介が面白かった。 新入社員を入社直後に一か所に集めて研修を行うことについては、既に「時代遅れ」という批判も随分沢山とある。 ただ、このプロセスを踏むことが宗教学上...
2018年2月読了。 通過儀礼としての入社式と「王殺し」・会社再生としての社葬についての宗教人類学的な視点からの事例紹介が面白かった。 新入社員を入社直後に一か所に集めて研修を行うことについては、既に「時代遅れ」という批判も随分沢山とある。 ただ、このプロセスを踏むことが宗教学上の「分離(学生の状態から社会人になるために分離・隔離する)、移行(研修での初期訓練)、帰還(通常勤務体制への組み込み)の三段階から成り立つ通過儀礼」(127ページ)を経ていくことと同義だという指摘は、研修担当者ならば理論武装の一つとして覚えておいた方がよい。 松下幸之助や船井幸雄のエピソードにはちょっと「アレな感じ」がしたが、ことほど左様に企業は経済合理性だけで動いているわけではないということの証左なのだと思う。
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