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精神医学の権力 コレージュ・ド・フランス講義 一九七三-七四年度 ミシェル・フーコー講義集成4
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
発売年月日 | 2006/02/10 |
JAN | 9784480790446 |
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精神医学の権力
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精神医学の権力
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精神医学の権力―コレージュ・ド・フランス講義 一九七三‐七四年度 (和書)2013年02月28日 13:33 2006 筑摩書房 ミシェル フーコー, Michel Foucault, 慎改 康之 狂気とは「自分が至上権を持つ」ということらしい。それでカントやマルクスの至上命...
精神医学の権力―コレージュ・ド・フランス講義 一九七三‐七四年度 (和書)2013年02月28日 13:33 2006 筑摩書房 ミシェル フーコー, Michel Foucault, 慎改 康之 狂気とは「自分が至上権を持つ」ということらしい。それでカントやマルクスの至上命令について考えてみたいと思う。 特にカントの至上命令とは「他者を手段としてのみならず同時に目的(自由な人格)として扱わなけれなならない。」という。マルクスは宗教の批判で至上命令とは簡単に言うと「人間が貶められるような一切の諸関係を覆せ」という。 そうなんです。至上権とは他者へ加えられる権力である。しかし至上命令とは他者を自由な人格として扱うことである。全く違うことである。 よってカント・マルクスは狂人ではない。 規律権力についての考察は秀逸でした。パノプティコンについて「監獄の誕生」で読んでいたけどこっちの方がわかりやすい。「狂気の歴史」はいまいち要点が分かりづらかったがこの本は読みやすい。慎改康之の翻訳のせいかもしれない。このシリーズのこの人の翻訳も読みやすかった。良い翻訳でよかった。
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やはり前半部分の規律訓練の箇所。『監獄の誕生』がキツイ人には、フーコー自身によるこの規律訓練の平易で様々な例を挙げての説明はとっつきやすい。 ただし、後半部分の講義の中核的な部分はかなり細かい話も出てきて、論旨を追うのもきつくなる。
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