商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 二見書房/ |
発売年月日 | 2006/04/10 |
JAN | 9784576060392 |
- 書籍
- 文庫
兄嫁との夜
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兄嫁との夜
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品のある大人の作品
内容はタイトルそのままだが、恋人も出てくる。はち会ったり関係がバレたりする修羅場はない。静かに話は進む。いきなり一線を越えることもない。恋人がいながらも一途に兄嫁を慕う主人公に対し、兄嫁は最初は極めて真っ当な対応をする。その後、堕ちる(堕ちかける)のが早い気もするが、その理由も後...
内容はタイトルそのままだが、恋人も出てくる。はち会ったり関係がバレたりする修羅場はない。静かに話は進む。いきなり一線を越えることもない。恋人がいながらも一途に兄嫁を慕う主人公に対し、兄嫁は最初は極めて真っ当な対応をする。その後、堕ちる(堕ちかける)のが早い気もするが、その理由も後に判明する。2度目で交わるが、兄嫁の、夫のいる身ながらその弟との禁忌への葛藤や、それでも主人公に少しずつ想いを寄せてしまう心情、お互いの想いのすれ違いなどが、地の文ではなく、態度や会話で描写されており、落ち着いた品のある官能小説だと思った。恋人との交わりも2度出てくるが、初めてと2度目では相手(恋人)の態度が変化していることで、主人公やこの恋人同士の成長も描いていて上手いと思う。ただ、ブルーアイラインの看護師は登場する意味を見いだせなかった。
DSK