商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ワークスコーポレーション/ |
発売年月日 | 2006/03/27 |
JAN | 9784948759916 |
- 書籍
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デザイン解体新書
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デザイン解体新書
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商品レビュー
4.4
12件のお客様レビュー
本や印刷物のデザインについて、グラフィックデザイナーの工藤強勝氏により、懇切丁寧に解説されている。 「なるほど!なるほど!」と頷くことが多かった。 文字の組み方については、一種類の書体を何も考えずに使っていると揃って見えないことがある。一連の文章の中でも漢字とかな、カナ、ア...
本や印刷物のデザインについて、グラフィックデザイナーの工藤強勝氏により、懇切丁寧に解説されている。 「なるほど!なるほど!」と頷くことが多かった。 文字の組み方については、一種類の書体を何も考えずに使っていると揃って見えないことがある。一連の文章の中でも漢字とかな、カナ、アルファベットにより書体を変えたり、サイズを変えたり、ずらしたりすることにより美しく見える。文字の詰め方も縦書きの時と横書きの時、書体によって異なる。 写真の配置の仕方にもセオリーがある。基本的にジグザグに配置すると読者を飽きさせない。しかし、視線の流れを妨げるのはダメ。全体的に白っぽく、軽い写真は誌面上部か小口側に寄せ、黒っぽく、重い写真は誌面下部か、ノド側に寄せると圧迫感を感じさせない誌面になる。人の顔の写真の上には他の写真を置かない。良い写真の活かし方。イケていない写真を使う時のデザインテクニック、例えば地色を使うこと。写真を活かす、文字色の選び方。 情報の分かりやすい伝え方。表にすると分かりやすいが、罫線で細かく区切るよりも文字揃えによりラインを生み出したほうが窮屈なデザインにならないということ。 本のつくりについても詳しい解説がされている。綴じ方(糸かがり綴じ、無線とじ、中綴じなど)による版面設計の違い。糸かがりとじや中綴じだとノドが大きく開くので、版面をノドのほうまで寄せてもよいが、無線綴じだとノドが開かないので、特に写真などはダブルトリミングしないといけない。中綴じ本は、外側にいくにつれて、小口の余白が少なくなるということ。表紙、カバーのデザインの仕方も並製本か上製本かにより、大きさなど変わってくる。 本のデザインをする人はそこまでの知識がなければならない。 デザイナーさんというと、天性の閃きやセンスで物を生み出す、マイペースな方というような思い込みをしていたが、全然違うと分かった。 良いデザインを出来る方とは、緻密な計算をし、経験基づいた理論を持ち、そしてクライアントさんや編集者さんとの連携プレイをしやすいようサムネールを作るなど、仕事の仕方もデザイン出来る方のことだ。 もちろん、天性の閃きやセンスも大切である。思うような書体や写真や色や素材に恵まれなかったときの工夫により時代を代表するような作品が生まれてきた。そのようなコラムも面白かった。 おすすめの本である。
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まだ青二才の自分には専門度が高くて難しかった。 図書館で借りて読んだが、デザインの辞書として自分の本棚に並べておきたいので、今後購入したい。
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内容はエディトリアルデザイン、DTPが主だけどデザインするうえでの考え方は他の分野でも全然活かせると思う。 勉強になりました。
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