商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 産経新聞出版/扶桑社 |
発売年月日 | 2005/09/30 |
JAN | 9784594050238 |
- 書籍
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国家の自縛
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国家の自縛
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商品レビュー
3.5
10件のお客様レビュー
田中眞紀子のような非常識をよく外務大臣にしたものだが、その後任の川口順子は「国策捜査」で佐藤グループを切り捨てた。 外交は複雑/微妙なゲームで「嘘をついている」者はゲームから排除されると。実効支配している尖閣諸島を含め「三つの領土問題」と言った時点で負けだと。他のこと、例えば...
田中眞紀子のような非常識をよく外務大臣にしたものだが、その後任の川口順子は「国策捜査」で佐藤グループを切り捨てた。 外交は複雑/微妙なゲームで「嘘をついている」者はゲームから排除されると。実効支配している尖閣諸島を含め「三つの領土問題」と言った時点で負けだと。他のこと、例えば大使館周辺の静謐確保義務違反でも中国は国際ルールに違反している国だと。
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産経新聞の斎藤勉の質問に佐藤優が答える形式になっている。読みやすい。佐藤優の入門書として絶好かも。
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稀代の論客である佐藤優が、元産経新聞モスクワ支局長の斉藤勉氏によるインタービューという形式で、国際政治を中心とする様々な論点にその考えを述べていくという内容。外務省の体たらくぶりから始まり、ロシア外交、対米関係、対北朝鮮などの外交の現状と問題点、そして自身であればどうするかという...
稀代の論客である佐藤優が、元産経新聞モスクワ支局長の斉藤勉氏によるインタービューという形式で、国際政治を中心とする様々な論点にその考えを述べていくという内容。外務省の体たらくぶりから始まり、ロシア外交、対米関係、対北朝鮮などの外交の現状と問題点、そして自身であればどうするかという解決案などが、切れ味鋭く述べられている。諜報の最前線にいただけあって、もちろん核心の部分は触れていないであろうが、それでも日本外交のヘタレ度合いの実情が危機感を感じさせる。 領土問題や靖国問題などに関するロジックも快濶であり、こうした人材が国策捜査によって活躍の舞台を失っていくのは国としての損失という気させもする。しかしながら、外務省は、同志社大学神学部出身の佐藤氏を上手に使いこなすことができないどころか、体の良いしっぽ切りとして利用していまったということなのであろう。既に裁判で有罪が確定してしまったが、こうした雑草畑から這い上がってきた有能な人材は結局エリート層によって排除されてしまうということなのであろうか。似たような例が、身近にいくつも頭をよぎる。
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