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王道楽土の戦争 戦前・戦中篇 NHKブックス1045
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本放送出版協会/ |
発売年月日 | 2005/11/28 |
JAN | 9784140910450 |
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王道楽土の戦争
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王道楽土の戦争
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
テーマは好きで、面白く読めた。「コラージュ・ノンフィクション」も面白い。上巻の締めの「アマテラス疫病神」はしびれた。 でも危いなあ、と思う。津山三十人殺しを日中戦争と結び付けるけど、それって先年のロンドン暴動をゲームの影響にするのと変わらないように思う。実証できることじゃないし、...
テーマは好きで、面白く読めた。「コラージュ・ノンフィクション」も面白い。上巻の締めの「アマテラス疫病神」はしびれた。 でも危いなあ、と思う。津山三十人殺しを日中戦争と結び付けるけど、それって先年のロンドン暴動をゲームの影響にするのと変わらないように思う。実証できることじゃないし、実証の罠にはまらないようにイメージを重ね合わせていくのがコラージュ・ノンフィクションの狙いなのだろうけど、相当うまくやらないと、外すと思う。外すというより、ゲーム脳みたいに有害だろう。 満州に関していうと、満州の虚構性についていくら述べるよりも、YouTubeに上がっている満州国国歌を聴くのが一番早いと思う。五族共和も社会主義実験も全て化けの皮がはがれる。そう思うと、このコラージュ・ノンフィクションは、紙のテキストという媒体の制限が強いのかもしれない。
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[ 内容 ] 圧倒的な敵に取り囲まれて「逃げ場なく全滅、玉砕する」という恐怖伝説が、島国日本列島の精神的DNAを形成している。 その反動としての暴力性や侵略性が、近代日本ではアジアに向かっていった。 我らの父祖のワンダーランド「満州国」、そして八紘一宇の「大東亜共栄圏」。 その隠された不安と夢と欲望を支えた、アマテラス帝国神話の虚妄、“神道原理主義”がもたらした災厄の巨大さを辿る。 さらに、「偽満州」建国→アジア侵略→日米戦争に突き進んだ「奥羽越列藩同盟」の末裔たち、東北から輩出した政治家・軍人たちの怨念の系譜と情念を辿り、石原莞爾“法華原理主義”の内実を暴く。 [ 目次 ] 1章 夢の中へ 2章 島に散る華 3章 アラモ系の人びと 4章 ヒルコ系の人びと 5章 島に咲く華(蒙古の嵐、再び;日本一の大天狗) 6章 魂立国(狐の里・靖国の都;石原莞爾の「世界最終戦争論」) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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