商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2005/11/24 |
JAN | 9784163243900 |
- 書籍
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黄泉からの旅人
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黄泉からの旅人
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夜霧に沈む港町。住民が怪死を遂げてゆく。その謎を追う男は迷宮に迷いこむ…。 名匠の静かな叙情が冴え渡る幻想探偵小説。 「死ぬときはひとりぼっち」「黄泉からの旅人」「さよなら、コンスタンス」へと続く、ハードボイルド三部作。
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続いている物語なのに翻訳者が違うためトーンがずれるので、冒頭が辛い。やがて流れに慣れてはいくのだけれど。作品が出るたびに日本で紹介されていたようだが、ブラッドベリの本を読んで来た私の目につかなかったというのはどうしてなんだろうか? ちゃんと本屋さんには通っているんだけどな。 翻訳...
続いている物語なのに翻訳者が違うためトーンがずれるので、冒頭が辛い。やがて流れに慣れてはいくのだけれど。作品が出るたびに日本で紹介されていたようだが、ブラッドベリの本を読んで来た私の目につかなかったというのはどうしてなんだろうか? ちゃんと本屋さんには通っているんだけどな。 翻訳のタイトルにまずは異議あり、というところか。タイトルがネタばれになってるじゃん、と途中で気が付く。「Graveyard for Lunatics:Another Tale of Two Cities」というのが原題。そのまま訳せば「狂者たちの墓所:二つの都市の物語」であって、まさにそういう中身の本である。ちょっと意訳が過ぎたんじゃないかと思う。 とはいえ、読み始めればブラッドベリの世界。その上前作と違って、この人がモデルだと判る人が登場するのが嬉しい。レイ・ハリーハウゼンが本当にブラッドベリと高校時代からの友人だと知って驚いたが、2人の友情は確かに理解出来る。 だんだんと登場人物が減っていくのは前作と同じだ。次作のタイトルは「さよならコンスタンス」。物語を通してのヒロインがどう消えるんだろうか。主人公はどう生きて行くんだろうか。
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