チューイングボーン 角川ホラー文庫

大山尚利(著者)

• 販売会社／発売会社: 角川書店/
• 発売年月日: 2005/11/09
• JAN: 9784043805013

商品レビュー

2010/05/28

列車内からのビデオ撮…

[文庫ＯＦＦ]

列車内からのビデオ撮影を頼まれて2度とも投身自殺が映っている。そして3度目には依頼者が・・。第12回日本ホラー小説の長編賞受賞作品ということで期待しすぎたのかな。

2023/02/28

闇バイトに知らずに巻き込まれていくうちに主人公の目立たずにいたクズの本性が次第に露わになり読者をドン引きさせる。やっぱり闇バイトは怖い。主人公が抱えているものの吐露はなんだか言い訳がましく本当に悩んでいるのか疑わしかった。
ミステリー要素に期待しすぎるとガッカリするかもしれない。

2017/03/15

最近の作品だし、って思って読み始めたんだけど、びっくりするくらい文字で攻めてきた。現代の文豪かってレベル。ぐいぐい攻めてくるからなんだか妙に緊迫感がある。でも昔の小説みたいな古臭い言葉じゃなくて、今の言葉を使ってるから、思ったより分量に対して読むのが大変じゃない。やっぱ自分たちにとって慣れてる言葉を使うってのは大事な事なんだなぁ、と。
と、そういう書き方以外にストーリーそのものはというと、考えてみるとイマイチだな。という事を振り返らなければなかなかだったんだけどなぁ。