森村誠一の写真俳句のすすめ

森村誠一(著者)

• 販売会社／発売会社: スパイス/
• 発売年月日: 2005/12/01
• JAN: 9784902835090

商品レビュー

2023/10/22

　 美しい風景を構成する3大要素は、水と緑と山だそうです。森村誠一「森村誠一の写真俳句のすすめ」、2005.12発行。①凛として木枯しに立つ寒椿　②コーヒーの香りに惹かれ梅雨（あま）宿り　③ありし日の小言なつかし母の日や

2014/03/17

若いとき森村誠一さんのサスペンスを貪る様に読みました。奇抜なトリック、歪んだ人間関係、企業社会の中で歯車の様に働くサラリーマン…社会派推理作家と評された森村さんの作品は、読んでも読んでも飽きることがありませんでした。

そんな森村誠一さんも、いまは写真俳句の推奨者として活躍しています。ストーリー性の強いサスペンスと、ストーリーを作らない俳句…全く異質の両者ですが、本書を読むと、そこにつながりがあることが分かります。

下手の横好きで始めた写真俳句。森村誠一さんの域に達するのは到底無理ですが、長く続けていきたいと思いました。

2008/08/01

著者は、同姓同名？かと思ったら推理小説で知られたご本人でした。趣味で詠んでいた句とデジカメで撮った写真をワンセットにしたら双方が補い合って独特の世界が生まれることを発見したんだそうです。

「その角を　曲がれば　風の香る街」

氏の作品とエッセイと解説。今年の挑戦はこれ？私はすぐにその気になります。（Ｈ）