商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社/ |
発売年月日 | 2005/10/25 |
JAN | 9784334924737 |
- 書籍
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角
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角
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商品レビュー
2.1
9件のお客様レビュー
ヒキタの作家としてのおもしろおかしな仕事現場を麻起子が体験するお伽噺を通して見せてもらった気がする。本好きにとっては、一冊の本が出来上がる工程を知ることができて楽しかった。人に見せられない陰鬱なものを角にするところにヒキタの明るさというか無邪気さを感じる。これが刺青とかアザとかだ...
ヒキタの作家としてのおもしろおかしな仕事現場を麻起子が体験するお伽噺を通して見せてもらった気がする。本好きにとっては、一冊の本が出来上がる工程を知ることができて楽しかった。人に見せられない陰鬱なものを角にするところにヒキタの明るさというか無邪気さを感じる。これが刺青とかアザとかだとただの暗くてつまらない話になっちゃうから。
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「ある朝目覚めると、麻起子の頭に角が!」話は決して角が中心なのではなくて、角が生えてこころと同じように角があったかくなったり冷たくなったりすることで、こころが揺れ動くことをあらためて教えてくれる。 最後の角田光代の解説がとてもわかりやすくていいなぁと思った。
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読み進めていく残りのページ数に比例してオモシロさも薄らいでいくという、あるイミ、今シーズンのヨコハマのプロ野球チームみたいな作品です。 出版社に勤めるおねえちゃんのアタマにある日突然ツノが生えてしまった、という設定を紹介する冒頭部分がこの作品のピーク。 最後のほうはあまりクライマ...
読み進めていく残りのページ数に比例してオモシロさも薄らいでいくという、あるイミ、今シーズンのヨコハマのプロ野球チームみたいな作品です。 出版社に勤めるおねえちゃんのアタマにある日突然ツノが生えてしまった、という設定を紹介する冒頭部分がこの作品のピーク。 最後のほうはあまりクライマックさないです。 あと、作品の大筋とは一切カンケーないいくつかのエピソードに多くのページ数が割かれていたり、必要のない下品な表現が所ドコロで使われていたり、結局ラストをオカルトとムリヤリな死で片づけていたり、と、尻すぼみ。 尻上がれよコノヤロー。 主要登場人物のキャラクターも、最後まで固まってないし。 何本か映画化の実績もある作家さんということで期待していただけに残念す。 読書家のヨメからは、「オメー、なかなかいい本に出あわねえな。もけけけ。」と笑われました。 ――ナルホド。 読書には、いい本を選ぶ能力と運が必要なんだね。 つぎ、がんばります。 来年はがんばれ。横浜ベイスターズ。 http://blueskyblog.blog3.fc2.com/blog-entry-1322.html
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