白衣を脱いだらみな奇人 あるドクターの本音と本当

平盛勝彦(著者)

• 販売会社／発売会社: 日本評論社/
• 発売年月日: 2005/06/10
• JAN: 9784535982437

商品レビュー

2023/03/26

センテンスが短くて簡潔明瞭。文章から現場でバリバリ改革を進める、臨床医師のパワフルさを感じる。「大人は、なすべきことを自ら決意し、自らを賭けて行い、結果の責任を自らのものとする」という一言には身につまされる。医師だけではなく誰の心にも響く言葉。

2013/05/06

・日本語で考えているのだから英語で議論は難しい
・立派そうな言葉を使うのをやめて本質を明確にする
・ないよりマシ程度のガイドライン
このあたりがストンと胸に落ちました。
ただ、タイトルから期待した内容とは違っていたので☆4。

2012/04/22

元岩手医大教授が書いた臨床医の本音。
医者と教育者である両方の立場から、書かれています。
以下５つが印象に残りました。

１．論文題名に「～における〇」とつける「ニオケルーシス病」
２．健康は空き腹と肉体労働から
３．学生を「自分で考えて行動し、責任を自分でとる大人」に育てるため、
　　具体的な指示をせず、放し飼いにして自立を促す
４．医者同士で先生と呼びあわない
５．答えのない課題に気づき、全力で正解を作り出そうとする脳を創る