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現場主義の人材育成法 ちくま新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
発売年月日 | 2005/06/10 |
JAN | 9784480062383 |
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現場主義の人材育成法
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現場主義の人材育成法
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商品レビュー
3.5
10件のお客様レビュー
企業関係者でこの人の本を一冊も読んでいないのは異常だ! と、ある有名な方が講演でおっしゃっていたので、さっそく読んでみました。 といっても会社の隣の人がたまたま持ってたのを借りたのですが。 うん。なかなか面白い。 関氏は一橋大学教授で、現場主義の経済学者。 非常に高名な方らしい...
企業関係者でこの人の本を一冊も読んでいないのは異常だ! と、ある有名な方が講演でおっしゃっていたので、さっそく読んでみました。 といっても会社の隣の人がたまたま持ってたのを借りたのですが。 うん。なかなか面白い。 関氏は一橋大学教授で、現場主義の経済学者。 非常に高名な方らしい。 とにかく熱血。 読んでいると、たしかに元気が出てきました。 こういうストレートな本も嫌いではないです。 猛烈に働くというのは、じつはなかなか面白いものです。
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著者の本が他の類書よりも際だって優れているように見える点は、タイトルにもあるように「現場」に身を置き、全身を使って考察をしている点だ。 本書もその著者の姿勢はいかんなく発揮されている。 僕なりに受け取った人材育成の鍵は「同質性と多様性のバランス」だ。 他者との交わりによって、人...
著者の本が他の類書よりも際だって優れているように見える点は、タイトルにもあるように「現場」に身を置き、全身を使って考察をしている点だ。 本書もその著者の姿勢はいかんなく発揮されている。 僕なりに受け取った人材育成の鍵は「同質性と多様性のバランス」だ。 他者との交わりによって、人は成長していく。 その交わる人、あるいは場、は、成長への意志を持つという意味で「同質」であらねばならないと同時に、まったく違う個性や特技を持つという意味で「多様」であらねばならない。 だから「上」の人は単に「現場」に若い人を放り込むのではなくて、その「現場」がどういう質のものであるかをしっかりと吟味する必要があるのだ。 ただ一点、わずかに不満があるのは、 「たいしたことない人が、たいしたことない人を育てる」 という、日常においてはもっとも多いシーンについて、ほとんど触れられていなかったことだ。まあ本書の性格から言って、無い物ねだりであることはわかっているつもりなのだけど。
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地域活性化ということが言われて久しい。「こうすればよい」の議論は多いけれども、「こうやっている」は少ないような気がする。 科学に書斎科学、実験科学、野外科学があるといったのは川喜多二郎かと思うが、研究室を飛び出し果敢に地域で実体経済を担っている人と接点をもち、学生(院生)の教...
地域活性化ということが言われて久しい。「こうすればよい」の議論は多いけれども、「こうやっている」は少ないような気がする。 科学に書斎科学、実験科学、野外科学があるといったのは川喜多二郎かと思うが、研究室を飛び出し果敢に地域で実体経済を担っている人と接点をもち、学生(院生)の教育をゆだねている点が、ユニーク。 国の内、外(中国)を舞台に、実学の機会を体験しながら研究書を手に、理論化をめざす姿勢は、今や必要なのかもしれない。 かつて家に職業教育があり、男親が伝来の家業発展のために幼少の折から職業教育を施すという機会は解消と言うより、欠落したというべきであろう。 そこのところに著者は、「目標を持つ」、就職したら「経営者を目指す」「スペシャリストを目指す」と、提案する。 そのうえで、経営者の家庭で育った子女にこそ「代わって期待を満たしてくれる仕事ぶり」が、期待できるとする。 親が給料日を前に、「(従業員の)給与支払いをめぐり夫婦が喧嘩する場面を見ている子」は、「違う」のだとする。 本書が必要とされるほどに、「仕事をする」が「有力企業に採用されること」に置換される、現実に思いめぐらす点が多いーと、思う。
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