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“犯罪被害者"が報道を変える

高橋シズヱ(編者), 河原理子(編者)

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¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 2005/01/26
JAN 9784000244299

“犯罪被害者"が報道を変える

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商品レビュー

4.2

5件のお客様レビュー

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2019/02/11

高橋シズヱさんは、地下鉄サリン事件でご主人を亡くされた方です。地下鉄サリン事件などのオウム関連事件の報道を見るときに、よく被害者側の取材を受けている方です。切り取られた取材の画面からは、「とても強い方」という印象を受けてしまいますが、この本を読んで、「それはとんでもない間違い」で...

高橋シズヱさんは、地下鉄サリン事件でご主人を亡くされた方です。地下鉄サリン事件などのオウム関連事件の報道を見るときに、よく被害者側の取材を受けている方です。切り取られた取材の画面からは、「とても強い方」という印象を受けてしまいますが、この本を読んで、「それはとんでもない間違い」であったと感じました。 報道されるその一部分の前後には、多くの報道されない部分があります。また、報道の側の力量不足で聞き出せない心の奥もある。心ない取材方法によって、傷つけられる被害者がたくさんいらっしゃる。傷つけられながらも、「どうしてこんなことが起こったのか?」「私たちはこの事件でこんなに傷ついている」「こんなことは二度と起こって欲しくない」と発言する機会を欲している被害者もいらっしゃる。 この本では、被害者の方の話はもちろんのこと、「犯罪被害者の話を聴く勉強会」に参加した取材者がどう感じたかも書かれています。そして、被害者の方が報道による二次被害を受けないためにどうしたらよいか、「一緒に考える」姿勢が現れていました。

Posted by ブクログ

2013/06/26

 図書館より  事件被害者遺族の方と、遺族の方の話を聞いた記者の方々の手記などで構成されています。  事件報道は見ていてやりきれないなあ、と思うこともあれば加害者に対し許せない、という感情を持つこともあります。これだけ人の心を良くも悪くも簡単に動かせるのが、メディアの特徴でも...

 図書館より  事件被害者遺族の方と、遺族の方の話を聞いた記者の方々の手記などで構成されています。  事件報道は見ていてやりきれないなあ、と思うこともあれば加害者に対し許せない、という感情を持つこともあります。これだけ人の心を良くも悪くも簡単に動かせるのが、メディアの特徴でもあるわけですから、それが少しでも事件抑制のために被害者の方たちの声を拾い、そしてそれを伝えることができればいいなあと思います。  それとともに被害者=悲しみにくれる人という固定観念だけで見るのではなく、その人たちがそれ以外にもどのような感情を持っているのか、考えているのか想像力を巡らせないといけないな、と思います。

Posted by ブクログ

2013/01/25

報道被害で心を痛めた被害者側と、報道側の意見の歩み寄りを試み、まとめた一冊。 このような活動もあることを広く知る必要があると強く感じました。 色々考え、胸がいっぱいで上手い言葉がでません。

Posted by ブクログ

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