商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/文藝春秋 |
発売年月日 | 2005/09/30 |
JAN | 9784163242804 |
- 書籍
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陰陽師 瀧夜叉姫(下)
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陰陽師 瀧夜叉姫(下)
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商品レビュー
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あの平将門がっ!! 凄いですね。さすがは獏さん。 怖ろしくてワクワクして切ない。 百鬼夜行。牛ほどの大きさを持つ蜘蛛。五つの頭を持つ大蛇。呪い。 キャラもいいな~。 俵藤太。知らなかったな~。 近江の国、勢田の大橋に横たわる大蛇を平然と跨ぎ、琵琶湖の主というその大蛇に見込まれて大百足退治を引き受けたという。 見事大百足を打ち取った俵藤太は愛刀の黄金丸を大蛇に研いでもらい、その黄金丸で斬った傷は二十年はふさがらない。 結構有名な話なんだね。俵藤太の百足退治伝説って。 蘆屋道満もいい。 「おれを殺すというていたが、地獄の閻魔は、我が同胞(はらから)じゃ。黄泉へは行くも去ぬるも我が心のままぞ」 カッコイイ!! 復活した平将門。 丈は七尺もあり、その身体は鉄(くろがね)、左の目には二つの瞳をもつ怪物である。 この将門と俵藤太とが、がきんがきんと打ち合う。 不気味な興世王(おきよおう)と晴明の呪術合戦。 いや~、堪能させてもらいました。
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陰陽師シリーズの長編です。 個人的には短編集の軽いタッチの物語が陰陽師シリーズの良さだとは思っていますが、この作品の特に下巻は怖面白くって一気読み! クライマックスの平将門と藤太の一騎打ちの場面や興世王になんのために生きるのかと問われた博雅の答えが痺れたー。 オススメです♪
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瀧夜叉姫は将門のブレーキ役だったのか……。父娘ダブルスで晴明と渡り合ってほしかった! 「ドレミの歌」のファをファム・ファタルに変えたいほど妖女を愛する私にとって、下巻の姫は肩透かし。百年の恋も醒め果てた。
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