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企業スポーツの栄光と挫折 青弓社ライブラリー39
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企業スポーツの栄光と挫折 青弓社ライブラリー39

沢野雅彦(著者)

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企業スポーツの栄光と挫折 青弓社ライブラリー39

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青弓社/
発売年月日 2005/06/21
JAN 9784787232465

企業スポーツの栄光と挫折

¥1,760

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2022/10/22

初版2005年の本を、5年前に買って、やっと2022年に読了。 紙の版だと今は売ってないんですかね。電子版は販売されている模様。 労務・人事から企業スポーツを分析するというのは、初版から10年経って、そういう研究って増えたのでしょうか。少なくとも、初版当時はかなり画期的な研究だ...

初版2005年の本を、5年前に買って、やっと2022年に読了。 紙の版だと今は売ってないんですかね。電子版は販売されている模様。 労務・人事から企業スポーツを分析するというのは、初版から10年経って、そういう研究って増えたのでしょうか。少なくとも、初版当時はかなり画期的な研究だったはず。初版当時に読んでいたら、感銘を受けたのかなぁ。 結局、2022年段階だと、もう15年以上経って、日本を取り巻く労働環境が激変してしまったので、読んでいてちょっとピント外れに思えてしまうところが多かったです。(澤野さんが悪いわけではない) スポーツをメセナと捉える視点は重要ですが、結局10年経っても日本ではそれは根付かなかったんですかね。最近も、ドラフト会議で社会人が指名されることが減ったというネットの記事で、記事では木製バット化が指摘されていたようですが、ネットユーザーからのコメントでは、そうではなくてそもそも社会人チームが減っているという批判がありました。初版段階の澤野さんがこの状況をご覧になったら、残念がるような気がします。 現在の日本ではもうスポーツを抱えられるほど企業に体力がなくなり、と同時に、プロスポーツは専業としての経営が、いい意味での儲け方の方法がだいぶ確立してきたのがここ5~10年ぐらいだったように思えます。 プロスポーツチームの経営手法などは本で読んでもおもしろいですが(実際に自分がおもしろいと感じるのは数字ではなくて、どういう理念でファンを楽しませてそのことをよい儲けにつなげていくか、という人の動くプロセスだけど)、一般企業のスポーツ部門が人事や経営でどう捉えられているか、というのは、結局お金があるから広告塔として雇っておくか、の域を出ないと、それらを述べられてもふ~んという感想しか出ない・・・。(スポーツ報道とともに、別にストーリー性がなくてもいいものではありますが) まあ、学校部活動も地域移行の方向で話が進んできていますし、企業でもスポーツを抱える必要はなくて、海外のように地域スポーツクラブが担えばいいのかも、ということで自分としては納得しました。ジムと法人契約で低料金で使い放題みたいな企業は羨ましいけど(笑)。

Posted by ブクログ

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