商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本経済新聞社/ |
発売年月日 | 2005/06/14 |
JAN | 9784532312305 |
- 書籍
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落ちこぼれタケダを変える
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落ちこぼれタケダを変える
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3.8
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武田國男氏が武田薬品取締役会長時代に著述した自伝。 成績最下位の中・高校時代、麻雀に明け暮れた 大学時代、武田薬品での40歳までの窓際生活、 そこから会長になるまでの経緯を、既知である 著者の”武田節”を満遍なくちりばめて わかりやすく記載されています。 著者は、現代の徳川吉宗と言われる 運命の持ち主。 父、長兄の不幸から、自身に回ってきた 社長のイス。 社長就任を機に、ぬるま湯で家族経営化 されていたタケダ薬品を10年かけて 国際市場で戦える企業体力にまで 成長させた手法及び、 癌で病床に倒れても、改革の流れを 止めなかった著者の熱意を”武田節” によって、記載されており 直球で私の心に刺さり、感動しました。 改革の内容は「高付加価値の経営」「本業に専念し リソースを集中投下」「徹底した成果主義」が 主な柱。 ボキャ貧とおっしゃていますが 著者本人の信念及び、従業員に対して 守り続けてきた素晴らしい言葉の数々を 本書にて公開されていました。 ■人間は、若いときにこつこつと自分の信念と自身を作り上げることが大切。 ■「誠実」誠は天の道なり。これを誠にするは、人の道なり。 →詳細な意味は、是非、本書で確認してください。感動します。 などなど 読み終わって、心の底から、この人の下なら 命を懸けて、本気で働く価値がある経営者だなと思う 内容でした。 でも、もう少し、掘り下げてほしかったです。。。 核の核は隠しはった気がします。。。 若い方に読んでほしいです。 全てのレビューを見る(12)編集する amazonで詳細を見る チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ! (和書)2009年11月21日 00:59 2000 ダイヤモンド社 P・F. ドラッカー, Peter F. Drucker, 上田 惇生 皆さんもご存知の「Management」の発明者 ドラッカーの論文を抜粋編纂した本書。 今回2回目の熟読になりますが 何度も鳥肌が立つ感動を覚えました。 皆さんは、「マネジメントとは?」と 聞かれると、どう定義づけますか。 ドラッカーを読んだ事のない人の 定義は間違いだと断言できます。 それぐらい、マネジメントは、 ドラッカーが発し、ドラッカーに 定義づけられ、ドラッカーが発展させています。 彼の著書を読まず、マネジメントを 実施する・語るそこのあなた。 無意味なことはやめて とりあえずドラッカーを読んで、 能動的に知識を最大化させましょう。 --------- 冒頭、ドラッカーは マネジメントの定義を 「知識を行動に具現化することに責任を持つ者」と 行為ではなく、有体物でる”人”として 定義づけておりそこも興味深いかなと。 また、組織の特有な機関がマネジメント でもあると、定義づけてもいます。 特に本書では、「組織を自ら変化させる」が テーマとして ありますので、組織に関しても 深く記載されています。 特に鳥肌がたったのは、 ■組織における成果の存在場所 組織(企業)とは、コストを成果に 転換する機関であり、 組織の内部にあるものは、”コスト”のみであり ”成果”は組織の外部にしかありえない →ユーザ、カウンターパーティと スキームを構成するプレイヤー達が 自身の成果を生み出す源泉だと 再認識する内容です。 ■マネジメントにおける”目標”の定義 目標は絶対ではなく、方向付け。 拘束ではなく献身。 市場において目指すべき目標(地位)は、 最大ではなく 最適である。 →自身、部下及び組織における目標の設定、 目標に沿った 行動、マネジメントの実施において、 大変参考になります。 その他に多くの鳥肌の立つ理念、手法、定義を 展開しており、それらの根拠として、 P&G、AT&T、IBM シティバンク、東芝など 様々な業界・企業の事例を紹介しています。 最後に、あのドラッカーでさえ 組織の最大の資産は”人”であり、 組織のイノベーションにおいて、 最も必要な要素は”勇気”だと 紹介している部分も感動しました。 私の部署では、ドラッカーを知らないと、読んでいないと 馬鹿にされます。 しかし、その行為を理解できるほど 現在のビジネスに大きな影響を与えています。 皆さんも是非、一度は、ドラッカーの論文に触れ 相談してみてください。
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六代目長兵衛の三男であり、元武田薬品工業社長。 武田薬品の強さと歴史を知るのにいい本かと思い、図書館で借りました。 内容は、日経新聞の私の履歴書そのものに見える。ただ、その分、コラムのようで読みやすかった。
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「私の履歴書」をもとに書籍化したものなので、武田薬品工業をどのように変革したかが詳細に記載されてはいないのは残念。 人間は若いときにこつこつと自分の信念と自信をつくり上げることが非常に大切だなと、思うようになってまいりました。ただ、そういう信念とか自信は、やはり倫理観や道徳に支...
「私の履歴書」をもとに書籍化したものなので、武田薬品工業をどのように変革したかが詳細に記載されてはいないのは残念。 人間は若いときにこつこつと自分の信念と自信をつくり上げることが非常に大切だなと、思うようになってまいりました。ただ、そういう信念とか自信は、やはり倫理観や道徳に支えられてなければ”独りよがり”になってしまいまして、意味をなさないようになってしまうと思っております(p.145)
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