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石原吉郎詩文集 講談社文芸文庫
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石原吉郎詩文集 講談社文芸文庫

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石原吉郎詩文集 講談社文芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2005/06/10
JAN 9784061984097

石原吉郎詩文集

¥1,870

商品レビュー

4

10件のお客様レビュー

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2025/02/21
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※このレビューにはネタバレを含みます

全集の1,2巻を底本としたものである。セレクションと同じ詩や文がある。どちらがいいとは言い切れないが、セレクションの方がラーゲリーでの生活が詳細に書かれている。したがって読者もソ連で強制収容所の捕虜としての労働を読みたいのであると思われる。スターリンが死んで恩赦で解放されたということは、スターリンが死ぬまで強制収容所で強制労働であったということは、それがソビエトさらには現在のロシアの根強い刑の伝統であろう。

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2021/12/31

 今どき、石原吉郎を読む人なんているのでしょうか。若い人にすすめてみると「わからない」という一言が返ってきました。彼の孤独の深さと人間凝視を「わからない」で済ませられる社会はいい社会なのでしょうか。   世界がほろびる日に   かぜをひくな  こんな言葉も響いてきますが、30年以...

 今どき、石原吉郎を読む人なんているのでしょうか。若い人にすすめてみると「わからない」という一言が返ってきました。彼の孤独の深さと人間凝視を「わからない」で済ませられる社会はいい社会なのでしょうか。   世界がほろびる日に   かぜをひくな  こんな言葉も響いてきますが、30年以上前の言葉です。  ブログでもうだうだ言ってます。よければ覗いてみてください。  https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202111090000/

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2018/08/05

詩を書きはじめてまもない人たちの集まりなどで、いきなり「詩とは何か」といった質問を受けて、返答に窮することがある。詩をながく書いている人たちのあいだでは、こういったラジカルな問いはナンセンスということになっている。「なにもいまさら」というところだろう。しかし、詩という形式がまだ新...

詩を書きはじめてまもない人たちの集まりなどで、いきなり「詩とは何か」といった質問を受けて、返答に窮することがある。詩をながく書いている人たちのあいだでは、こういったラジカルな問いはナンセンスということになっている。「なにもいまさら」というところだろう。しかし、詩という形式がまだ新鮮な人たちにとって、この問いはけっしてナンセンスではない。彼らにとって詩は驚きであり、その驚きの全体に一挙に輪郭を与えたいという衝動は、避けがたいことだからである。この問いにおそらく答えはない。すくなくとも詩の「渦中にある」人にとっては、答えはない。しかし、それにもかかわらず、問いそのものは、いつも「新鮮に」私たちに問われる。新鮮さこそ、その問いのすべてなのだ。 ただ私には、私なりの答えがある。詩は、「書くまい」とする衝動なのだと。このいいかたは唐突であるかもしれない。だが、この衝動が私を駆って、詩におもむかせたことは事実である。詩における言葉はいわば沈黙をかたるためのことば、「沈黙するための」ことばであるといっていい。もっとも耐えがたいものを語ろうとする衝動が、このような不幸な機能を、ことばに課したと考えることができる。いわば失語の一歩手前でふみとどまろうとする意思が、詩の全体をささえるのである。

Posted by ブクログ