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隠居学 おもしろくてたまらないヒマつぶし The New Fifties
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隠居学 おもしろくてたまらないヒマつぶし The New Fifties

加藤秀俊(著者)

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隠居学 おもしろくてたまらないヒマつぶし The New Fifties

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2005/08/31
JAN 9784062683913

隠居学

¥1,980

商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

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2024/03/09

著者、加藤秀俊さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 加藤 秀俊(かとう ひでとし、1930年(昭和5年)4月26日 - 2023年(令和5年)9月20日)は、日本の社会学者。社会・思想・文化評論家。 ---引用終了 ...

著者、加藤秀俊さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 加藤 秀俊(かとう ひでとし、1930年(昭和5年)4月26日 - 2023年(令和5年)9月20日)は、日本の社会学者。社会・思想・文化評論家。 ---引用終了 昨年、93歳にて亡くなられています。 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 森羅万象、世の中はおもしろいことだらけ。なにかを知って、ああ、おもしろいねえ。きょうも物知りになった、と夜、寝る前に満足感にひたりながらニヤニヤできれば、それでいいのだ。現役をはなれて自由になった隠居には目的なんかなくてよろしいのであるー人生を味わいつくした碩学による極上随筆集。 ---引用終了 著者は、1943年頃、陸軍幼年学校に入られています。 つまり、13~14歳時、かなり優秀だったようです。 その優秀さを証明するのは、例えば、渡部昇一さんが、『知的生活を求めて』の中で書かれている、次の言葉。 「今でも同年輩で幼年学校にいた人には、なんとなく敬意を感じてしまう」 また、西村京太郎さんをウィキペディアで見てみると、幼年学校の競争率は100倍だったと書かれています。 参考までに、関連人物の生年没年を見てみます。 加藤秀俊(1930~2023)---仙台陸軍幼年学校 渡部昇一(1930~2017) 西村京太郎(1930~2022)---東京陸軍幼年学校 加賀乙彦(1929~2023)---名古屋陸軍幼年学校 杉山邦博(1930~)---熊本陸軍幼年学校 ●2024年5月25日、追記。 加藤秀俊さんと陸軍幼年学校での同期に、 いずみたく(1930~1992)---仙台陸軍幼年学校 なだいなだ(1929~2013)---仙台陸軍幼年学校

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2021/03/02

P2 一定の年齢になったら しごとをやめてゴロゴロしながら 好きなように生きるのがよろしい ※ P11 およそ知的探究という行為に 「目的」などない。 それは野次馬根性、あるいは好奇心というやつで 目的だの合理性だのといった おおげさなものではない P15 名作というのは時間...

P2 一定の年齢になったら しごとをやめてゴロゴロしながら 好きなように生きるのがよろしい ※ P11 およそ知的探究という行為に 「目的」などない。 それは野次馬根性、あるいは好奇心というやつで 目的だの合理性だのといった おおげさなものではない P15 名作というのは時間をおいて 再読するのがたのしみでもある ※ P24 知らなかったことを 知るよろこび ※ P29 「学ぶ」ことに 「目的」なんてない ※ P30 「言わぬが花」 P54 健康であるということは 体調がマンネリであるということである ※ P256 「読書のための読書」 ※ P259 結局のところ、ヒマというのは それ自体完結した行為なのである P259 「手段・目的関係」でややこしい理屈を いとわないのが ヒマの本質であり醍醐味なのだ P260 「相当ひまの時間がないと 人生の最もすばらしいものと 縁がなくなることが多い」 (バートランド・ラッセル) ※

Posted by ブクログ

2016/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 1930年生まれの加藤秀俊さんの「隠居学(おもしろくてたまらないヒマつぶし)」(2005.8)を読みました。著者75歳時の作品です。マンネリ、ワンパターンの素晴らしさ、変わりない日々、平穏無事の尊さを述べてらっしゃいます。そして、定年前と定年後を面白く対比されてます。自分しかこの仕事はできないとの「不可欠のひと」から「可決のひと」になったときこそ組織のしがらみから解放されるとき。(実際は不可欠の人っていない気がしますが~(^-^))定年後、忘れる自由を手に入れることができる。自分本位の道楽を楽しめる!等  加藤秀俊さん、1930~2023.9.20、享年93。「隠居学」、2005.8発行。①隠居の特典は無責任性、全て免責 ②毎日の暮らしはマンネリズムのおかげで安泰。四季のマンネリを厳密にマニュアル化したのが俳句(歳時記)③未練のある人は肩書きを探す:自治会役員、同窓会幹事、俳句同好会同人・・・④小中学校時代からあとは、記憶力は衰える一方。定年退職は、忘れてはならない、というストレスからの解放。自分の住所、年齢、配偶者の名前位を覚えていればいい ⑤趣味はことごとく自己目的。ぜんぶ「道楽」である。  

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