商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 2005/12/22 |
JAN | 9784101166520 |
- 書籍
- 文庫
アブラクサスの祭
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アブラクサスの祭
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商品レビュー
3.2
23件のお客様レビュー
躁うつ病の僧が自分はこのままでいいんだという自信を得るまでの物語。僧らしくない世俗的な生活をしつつも、そのオーラで周囲の人々から一定の評価は得ていた主人公。最後まで恵まれすぎていて好かん。
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精神を患っている僧侶の浄念は薬(医者から処方される)を飲むことで心の安定を図り、酒を大量に飲む事が恒常化している。そんな彼は昔音楽をやっており、病気から来るものか何らかの啓示なのかライブをする事に。 物語は主人公とそれを取りまく人々の視点で進んでいきます。 浄念の危うさと彼の妻、...
精神を患っている僧侶の浄念は薬(医者から処方される)を飲むことで心の安定を図り、酒を大量に飲む事が恒常化している。そんな彼は昔音楽をやっており、病気から来るものか何らかの啓示なのかライブをする事に。 物語は主人公とそれを取りまく人々の視点で進んでいきます。 浄念の危うさと彼の妻、上司、上司の奥さんの寛容に包まれた物語でした!
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病と音楽って、似てる。躁鬱でヤク漬けのロックな坊主の話。出てくる音楽はほとんど分からないのに面白い。音楽って毒にも薬にもドラッグにもなるよね。で、環境そのものでもある。 これ読んで気付いたけど、私も躁鬱の気があるんだなぁ。ただ、幸か不幸か私には病に深く落ちていけるだけの才能が...
病と音楽って、似てる。躁鬱でヤク漬けのロックな坊主の話。出てくる音楽はほとんど分からないのに面白い。音楽って毒にも薬にもドラッグにもなるよね。で、環境そのものでもある。 これ読んで気付いたけど、私も躁鬱の気があるんだなぁ。ただ、幸か不幸か私には病に深く落ちていけるだけの才能がない。病は深く強烈に落ち込まなければいけない。そこから浮上する力は最底辺まで行かなければ湧いてこない。ただし、そのまま帰って来られなくなることもよく、あるけどね。
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