商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ファイドン |
発売年月日 | 2005/02/10 |
JAN | 9784902593136 |
- 書籍
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紅色新聞兵
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紅色新聞兵
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「黒竜江日報」に勤めるフォトジャーナリスト・李振盛が捉えた文化大革命の記録。 個人の手記と写真を通して、主に黒竜江省における文革(とその前後)の変遷をたどることができる。 紅衛兵の活動は毛沢東の号令によって急速に激化し、党幹部の吊し上げ、派閥闘争へと推移していく。自分たちが「よ...
「黒竜江日報」に勤めるフォトジャーナリスト・李振盛が捉えた文化大革命の記録。 個人の手記と写真を通して、主に黒竜江省における文革(とその前後)の変遷をたどることができる。 紅衛兵の活動は毛沢東の号令によって急速に激化し、党幹部の吊し上げ、派閥闘争へと推移していく。自分たちが「より赤い」ことを証明するため、密告、でっち上げが横行し、李自身も再教育のために下放される。持て余した毛沢東は解放軍を派遣して統制するに至る。その後も急進派の「四人組」と穏健派の周恩来、鄧小平の対立が続くが、毛沢東の後を継いだ華国鋒の「四人組」逮捕により混乱はようやく収まる。 手記を読んでいて、文革が終結したときには思わずホッとした。最後に出てくる娘と一緒に写った写真がとても良い。 ネガティブな写真は撮るべきではないと焼却処分されていたなか、李振盛は自分が撮影したネガを隠して守り通した。 写真の半分ほどは批判大会のもので、批判された人物の写真は異様な迫力がある。罪名が書かれたプラカードを首から下げ、三角帽を被らされたり、墨を塗られたり、髪を剃られたりと、辱めをうけ、市中を引き回される。そして何時間も腰を曲げていなければならない。(文革前の「社会主義教育運動」時代から批判大会は行われていた。) 驚くべきは人の多さ。どの写真も人で溢れているし、地方都市だというのに大会には数万人、数十万人規模で集まっていたりする。さすが中国。 本場の『毛主席語録』と同じく、カバーはビニール製。
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文化大革命10年の写真による記録 荒廃と敗退の歴史 人々は何に熱狂し行動したのだろう 歴史的建造物や文化遺産の 破壊 人間を否定することによる批判や密告 そして 人の死 彼らは 何を得たのだろう 支配者としての毛 同一イメージを量産して人民を洗脳していく やり方は現代風なのかもし...
文化大革命10年の写真による記録 荒廃と敗退の歴史 人々は何に熱狂し行動したのだろう 歴史的建造物や文化遺産の 破壊 人間を否定することによる批判や密告 そして 人の死 彼らは 何を得たのだろう 支配者としての毛 同一イメージを量産して人民を洗脳していく やり方は現代風なのかもしれない 資本主義に対抗しての共産主義は思想上だけのものかもしれない
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