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あたりまえのこと 朝日文庫
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あたりまえのこと 朝日文庫

倉橋由美子(著者)

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あたりまえのこと 朝日文庫

572

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社/
発売年月日 2005/02/17
JAN 9784022643414

あたりまえのこと

¥572

商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2010/05/28

小説を楽しむためには…

小説を楽しむためには、どうしたらいいのだろう?カフカから村上春樹、山田詠美まで、古今東西の作品のエッセンスを巧みに取り出して、楽しみながら本を読むためのヒントを紹介。

文庫OFF

2010/12/04

倉橋流小説論。 現代版『小説神髄』と言ってもいいでしょう。 小説を読む・書くにあたっての「あたりまえのこと」が、例にもれず毒舌で書かれています。 しかし、良薬は口に苦しと言います。 しっかりと受け止め、浸透させればこれ以上の薬は無いでしょう。 ただ闇雲に走っていては「あたりまえ...

倉橋流小説論。 現代版『小説神髄』と言ってもいいでしょう。 小説を読む・書くにあたっての「あたりまえのこと」が、例にもれず毒舌で書かれています。 しかし、良薬は口に苦しと言います。 しっかりと受け止め、浸透させればこれ以上の薬は無いでしょう。 ただ闇雲に走っていては「あたりまえ」のことすら見えてこない。 小説家を目指すのであれば必ず読んでおきたい、読んで欲しい一冊です。

Posted by ブクログ

2010/09/04

解説も書いてる豊崎さんが薦めてたので読みました。 しっかし、この中で倉橋さんもさんざっぱら書いてはる通り、私と倉橋さんとではジェネレーションとかバックグラウンドとか、何から何まで違い過ぎて共感できず(苦笑)そもそもが、小説に人生捧げてる人とは違って当たり前だよな。 しかしバッサバ...

解説も書いてる豊崎さんが薦めてたので読みました。 しっかし、この中で倉橋さんもさんざっぱら書いてはる通り、私と倉橋さんとではジェネレーションとかバックグラウンドとか、何から何まで違い過ぎて共感できず(苦笑)そもそもが、小説に人生捧げてる人とは違って当たり前だよな。 しかしバッサバッサとあまたの有名作を斬って捨てていく中、なんだかえらい褒められていたのが、トーマス・マンの「魔の山」てとこにはおおっ☆となりました(笑)私も大好き魔の山☆そっかー、ここは趣味が合うんだなあ~。 ちなみにバッサリ切り捨ての中でも、最もひでえや☆と思ったのが、 「遠足の作文に、「ぼくは朝起きて顔を洗って・・・・・・」というところから詳しく書くのに似て、いささか子供っぽくてくどいのです。テレビの「今日の街の表情」という数秒の映像のようなものを、これだけの言葉を費やして読者に伝えるのは徒労というものではないかと思います。この調子でいくと、小説は大層長くて退屈なものになります。どうでもいいことを書かないですませるという基本と、書くならほんの一行で書いてかえって意味ありげに見せるという技術がともに欠けているためにそういうことになるのでしょう」 ここかな☆ それなりに有名な作家の文章を、小学生の作文扱い・・・(笑)こええwww

Posted by ブクログ

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