商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本評論社/ |
発売年月日 | 2004/06/30 |
JAN | 9784535514386 |
- 書籍
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インハウスローヤーの時代
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インハウスローヤーの時代
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2004年の本なので、今とはだいぶ状況が違うんだろうな。 「法科大学院からみたインハウスローヤー」は、現在では、現実と乖離していて、全然説得力がないですね。2004年当時はこういう幻想が強かったんですね。 「法科大学院で最も重要な1年次教育を受けなかった者や、全く法科大学院を受けずに試験に合格しただけという者が、高度な法律問題を扱う企業法務部や法律事務所において高く評価されるとは到底思われません」。 既習コースや予備試験コースは、「現行制度との妥協とも思われる、不純な要素」(以上178頁、宮澤節生)らしいです(笑)。
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インハウスに関する基本文献。多様な業種のインハウスの実体が紹介されている。インハウスと一口に言ってもホント人それぞれ。改めて投資銀行とかは無理だと思った。まぁ,向こうもお呼びじゃないだろうが(爆)2004年の出版なのでまさに法科大学院がこれからって時期。法曹人口爆発で,おそらく,...
インハウスに関する基本文献。多様な業種のインハウスの実体が紹介されている。インハウスと一口に言ってもホント人それぞれ。改めて投資銀行とかは無理だと思った。まぁ,向こうもお呼びじゃないだろうが(爆)2004年の出版なのでまさに法科大学院がこれからって時期。法曹人口爆発で,おそらく,インハウスは激増すると思われるが,この本の第?部で語られるような理想的な発展とはいかないだろうねぇ。中小規模会社・小規模弁護士会ではインハウスの時代は当分来ないという論説が,まさにインハウスの問題点を指摘しているように思う。初任給がどんどん下がって,中小規模会社の給与と差がない状況になれば,状況は変わるだろうし,その状況は実はすぐそこまで来ているような気もする。しかしそうなると,なかなかリスクを取って法曹になろうって人は減ってくるだろうねぇ。10年後には,一部上場企業でインハウスを抱えていない会社はむしろ少数派になると思うのだけど,インハウス=サラリーマンになるために司法試験を受けるって志向が一般化するにはもっと時間がかかるでしょうね。そんなこんなで,まだまだこれからのインハウス業界ですが,その先鞭をつけた先人達には,敬意を表します。
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