商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ランダムハウス講談社/ |
発売年月日 | 2004/06/08 |
JAN | 9784270000229 |
- 書籍
- 新書
晩恋
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晩恋
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商品レビュー
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その歳にならないと判らないことというのは絶対にある。30歳を越えないと30代のことは実は判らない。そのことは自分が実際に越えてから判る。 これはそういうことに気付かせてくれる本だ。今の私にはこの本の実感はない。でも、きっとそうなんだよな、と思う。こういう本というのはしみじみと読ん...
その歳にならないと判らないことというのは絶対にある。30歳を越えないと30代のことは実は判らない。そのことは自分が実際に越えてから判る。 これはそういうことに気付かせてくれる本だ。今の私にはこの本の実感はない。でも、きっとそうなんだよな、と思う。こういう本というのはしみじみと読んでしまうが、案外役に立つのかもしれない。 著者は自分の年齢の節目ごとに30歳から書き続けているシリーズだと言う。1931年生まれだと言うから、この本自体は1991年に書かれているはずだ。ということはすでに70歳のも書かれているんだろうか。ワシントンDCに在住と書かれているからには存在しているに違いない。 (※冷静に考えてみた。きっと60代を終えたから60代の本を書いたのに違いない。そうでないと判ったようにしか書けない。この本は判った上で書いている。) 読みながらサイモンとガーファンクルの「Old Friends」が浮かんだ。同じように歳を取り、同じようなことを悩み、共に生きて行く。そんな歌。 でもいつまでも若くありたいと思いながら人は生きているんだろうな、とつくづく思う。 イラストを知り合いの川口澄子さんが描いている。旅先で彼女にお土産を買うのは私の楽しみのひとつにもなっている。お土産は印刷物が望ましい。なかなか出せない質感だったりすると評価は高い。質のいい印刷物が好きなのだ。この本にもそんなこだわりが生きている。
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