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夜明けのフロスト(3) 『ジャーロ』傑作短編アンソロジー3 光文社文庫
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夜明けのフロスト(3) 『ジャーロ』傑作短編アンソロジー3 光文社文庫

アンソロジー(著者), R.D.ウィングフィールド(著者), ナンシー・ピカード(著者), ダグ・アリン(著者), レジナルド・ヒル(著者), 木村仁良(編者), 芹澤恵(訳者)

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夜明けのフロスト(3) 『ジャーロ』傑作短編アンソロジー3 光文社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社/
発売年月日 2005/12/20
JAN 9784334761622

夜明けのフロスト(3)

¥628

商品レビュー

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2023/06/25

「木村仁良」編集によるクリスマスをテーマにした海外ミステリのアンソロジー作品『『ジャーロ』傑作短編アンソロジー3 夜明けのフロスト クリスマス・ストーリー(原題:Seven Stories of Christmas)』を読みました。 久しぶりに短篇もイイなぁ… と思ったし、大好き...

「木村仁良」編集によるクリスマスをテーマにした海外ミステリのアンソロジー作品『『ジャーロ』傑作短編アンソロジー3 夜明けのフロスト クリスマス・ストーリー(原題:Seven Stories of Christmas)』を読みました。 久しぶりに短篇もイイなぁ… と思ったし、大好きな「R・D・ウィングフィールド」や「ナンシー・ピカード」、「エドワード・D・ホック」の作品が含まれているので、本書を選択しました。 -----story------------- ─平穏無事で和やかなクリスマスであってほしいと願う「フロスト」だったが、期待はむなしく裏切られた。 早朝、商店の戸口に赤ん坊が捨てられていて、その着衣には血痕が付着していた。 少女失踪事件も発生し、また一方で、百貨店の事務所の金庫が荒らされ大金が盗難に遭っていた。 署内はてんやわんやの大騒ぎ。 しぶしぶながら「フロスト」が捜査に乗り出し……(表題作)。 ─『ジャーロ』収録作品のなかから7編を厳選した傑作クリスマス・アンソロジー! ----------------------- クリスマスをテーマにした、以下の7篇が収録されています。  ■1 クリスマスツリー殺人事件(エドワード・D・ホック/中井京子・訳)    (The Christmas Tree Killer)  ■2 Dr.カウチ、大統領を救う(ナンシー・ピカード/宇佐川晶子・訳)    (Dr. Couch Saves a President)  ■3 あの子は誰なの?(ダグ・アリン/中井京子・訳)    (What Child Is This?)  ■4 お宝の猿(レジナルド・ヒル/宮脇孝雄・訳)    (Brass Monkey)  ■5 わかちあう季節(マーシャ・マラー&ビル・プロンジーニ/宇佐川晶子・訳)    (Season of Sharing)  ■6 殺しのくちづけ(ピーター・ラヴゼイ/山本やよい・訳)    (The Kiss of Death)  ■7 夜明けのフロスト(R・D・ウィングフィールド/芹澤恵・訳)    (Early Morning Frost)  ■解説 「クリスマスにハートウォーミングなミステリーをお贈りスマス」 木村仁良(ミステリー研究家) 短篇集なのですが… 全篇約300ページのうち100ページを占め、大好きな「ジャック・フロスト警部」シリーズの短篇(というより中篇か…)『夜明けのフロスト』が最も印象に残りましたね。 「フロスト警部」が、クリスマス・イブのパーティから早朝にデントン署で休もうと顔を出す途端に事件発生… デントン百貨店の前に赤ん坊が捨てられていたり、少女失踪事件が発生したり、百貨店の事務所の金庫が荒らされ大金が盗難に遭い警備員が行方不明になったり と相変わらずデントン署はてんやわんやの大騒ぎ、、、 同時多発的に発生する事件… 一見、無関係に思えた事件が微妙にリンクし、連鎖することで、一気に解決するというシリーズ独特の面白さをぎゅっと凝縮した感じの作品でした。 品のないジョークや悪態も相変わらず… 「スタンレー・マレット署長」が喜ぶ展開になったのは意外でしたが、、、 これは「フロスト警部」からのクリスマスプレゼントだったのかもしれませんね… 愉しめました。 あとは、『クリスマスツリー殺人事件』、『あの子は誰なの?』あたりが愉しめましたが… 『夜明けのフロスト』のインパクトがあまりにも強く、他の作品の印象は薄かったですねー 久しぶりに「ジャック・フロスト警部」シリーズを読みたくなりました。

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2023/01/14

ミステリ。短編集。 クリスマスをテーマにした海外ミステリアンソロジー。 作者の顔触れが良いと思って購入。 一番ページ数の多い、ウィングフィールド「夜明けのフロスト」が素晴らしい。 複数の事件が重なり、物凄いスピード感。ユーモアも満載で読みやすい。 初めて読んだ作家だが、シリーズ作...

ミステリ。短編集。 クリスマスをテーマにした海外ミステリアンソロジー。 作者の顔触れが良いと思って購入。 一番ページ数の多い、ウィングフィールド「夜明けのフロスト」が素晴らしい。 複数の事件が重なり、物凄いスピード感。ユーモアも満載で読みやすい。 初めて読んだ作家だが、シリーズ作品も読みたいと思う。 次いで好きな作品は、ナンシー・ピカード「Dr.カウチ、大統領を救う」。 ほのぼの系。和む。

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2020/01/17

フロスト警部シリーズで、少なくとも日本語で読めるのは、創元推理文庫から出ている長編シリーズを除けば、この「夜明けのフロスト」と、ミステリマガジン1998年6月号に掲載された「ファックスで失礼」という短編だけだそう。 と言う訳で、「夜明けのフロスト」光文社文庫。2019年12月読...

フロスト警部シリーズで、少なくとも日本語で読めるのは、創元推理文庫から出ている長編シリーズを除けば、この「夜明けのフロスト」と、ミステリマガジン1998年6月号に掲載された「ファックスで失礼」という短編だけだそう。 と言う訳で、「夜明けのフロスト」光文社文庫。2019年12月読了。 ところがこれは、海外ミステリのアンソロジー。つまり、いろんな作者の短編中編を集めた本。オムニバス。  そして、一番メジャーなフロスト警部ものがタイトルになってるんでした。  なので、すみません、フロストしか読んでいません。ただ、「夜明けのフロスト」は、短編というよりは中編。嬉しい限り。  お話はいつもの通り。複数の事件がクリスマスのフロストを苦しめます。(このアンソロジーが、コンセプトがクリスマスストーリーのようです)  ラストがすっきりハッピー。そして、中編だからか、途中の胸が潰されるようなストレスが少ない。考えようによっては、フロスト禁断症状の自分には大変に優しい一杯のお粥のような素敵な舌触りでした。  しかし、これでもう、あとはミステリマガジン1998年6月号に載ってる短編だけ…それを読んでしまうともう、「読んだことのないフロストを読む」という経験が、人生で二度とできない…  そう思うと、ゼッタイしばらくは、読んでやるものか!と。とっておきたい。うーん。還暦祝いとか?しかし、明日死んでしまうかもと思うと…やはり読むべきか。  とはいえ実は、もう取り寄せて入手してはいます…うーんせめて次の正月とかに。  あー。仕事せずに妻を会社に送り迎えだけして、家事だけやって、午後は毎日上島珈琲で4時間くらいフロストシリーズを舐めるように再読する… そんな暮らしがしたい…。  定年退職後っていうのが、わくわくする…。

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