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ゼロ金利との闘い 日銀の金融政策を総括する
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ゼロ金利との闘い 日銀の金融政策を総括する

植田和男(著者)

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ゼロ金利との闘い 日銀の金融政策を総括する

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞社/
発売年月日 2005/12/01
JAN 9784532351830

ゼロ金利との闘い

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商品レビュー

2.7

12件のお客様レビュー

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2024/01/03

銀行の不良債権処理により金融緩和を行なったにもかかわらず効果は限定的だった 巻末にビハインドカーブでも問題ないなどの記載あり

Posted by ブクログ

2023/07/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

三回ほど通読して読んだが、まだ生きる良書・解説書(時間軸政策の効果の実証数学付録がある) 本書を上梓されたのは2005年12月1日で、書かれていることは黒田前総裁時代に行っている。将来の予想についての金利のコントロール・特定資産の大量購入・中央銀行のバランスシートの規模拡張(P30~) 本書における量的緩和における分析と、量的緩和にまったくの効果がないとは言い切れないであろう。詳しくは本書の図表と分析にゆずるが、簡潔に説明すると銀行貸し出しがまったく増えていないわけではないのである。 よく、日本銀行と連邦準備制度理事会(略称でFRB・Fedと言われる)と比較されるが、Yellen(2004)、Blinder&Reis(2005)等の議論を説明し、デフレリスク回避・金融システムとの問題点を説明されている。 一点だけ重要部分を引用する ” 唯一無二という説明があるわけではなく、実物的要因を重視する立場と、金融的要因を重視する立場の双方に、それぞれある程度の説得力があると考えるべきだろう。 P140 ” 著者は、日銀内部と外部(おそらくリフレ派と言われる経済学者)のコミュニケーションは不幸だったと書いているが、おおむね日銀の行政執行力*と国外経済学者の論文なり提言を分析し、政策決定・執行・運用に活かしていたと判断できる。 日銀がフルに政策を執行しようとしても、不良債権問題や構造的な問題が難点というのは、本書の最後の方を読めば理解できる。現在進行形から未来形で重要である。 *黒田東彦(前日銀総裁)が、日銀入りする前に上梓された『財政金融政策の成功と失敗』(日本評論社/2005/7/20)にも、行政職員の執行力についての言及がある。

Posted by ブクログ

2023/07/02

ご多分に洩れず、植田さんが日銀の総裁になるニュースを聞いたのち、本屋に並んでいたので経済のお勉強を兼ね、今後の投資戦略の参考になればと思い購入。 結局三ヶ月くらい積読状態だったが私にしてみれば短い期間で枕頭の書になった。 200ページにも満たない薄い単行本であるが、およそ二十...

ご多分に洩れず、植田さんが日銀の総裁になるニュースを聞いたのち、本屋に並んでいたので経済のお勉強を兼ね、今後の投資戦略の参考になればと思い購入。 結局三ヶ月くらい積読状態だったが私にしてみれば短い期間で枕頭の書になった。 200ページにも満たない薄い単行本であるが、およそ二十年前に植田さんが日銀審議委員を辞めた直後に、その時代の日銀の金利政策の分析と解説をしているのが本書である。 前書きを読むと、非常に論理的にステップを踏んでの解説になっているようだが、専門用語がよく理解できずに読み進めるのにかなり苦労した。 正直難しすぎるので、星2つになった感じである。 当時の植田さんは、量的緩和の解除には慎重な立場をとっていたようであるが、それは、今の総裁になってからの植田さんに重なる部分もあるように思う。 もっとも今の日銀の状況は当時と比べ物にならないほど厳しく、量的緩和解除をしたくても、その副作用が大きくて出来ない状況のようにも思えるが。 植田さんの頭の中には、出口戦略の道筋が果たして出来ているのだろうか。普通に考えるとある程度の目算があるから、総裁職を引き受けたのだと思うので、何とかうまく舵取りをしてくれるのを切に願うばかりである。

Posted by ブクログ

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