商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ホーム社/集英社 |
発売年月日 | 2005/07/31 |
JAN | 9784834251135 |
- 書籍
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平原の旅(中)
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平原の旅(中)
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エイラとジョンダラーとの旅は続く。ジョンダラーの親族シャラムドイ族との出会いと別れ。 クロマニョン人は言葉を獲得して、部族ごとに言葉は違うが、それでも積極的に交流を欠かさなかった。小さな戦争に近いものもまだ存在しない。むしろ、縁組を積極的に求めていた。 馬とオオカミを従えたエ...
エイラとジョンダラーとの旅は続く。ジョンダラーの親族シャラムドイ族との出会いと別れ。 クロマニョン人は言葉を獲得して、部族ごとに言葉は違うが、それでも積極的に交流を欠かさなかった。小さな戦争に近いものもまだ存在しない。むしろ、縁組を積極的に求めていた。 馬とオオカミを従えたエイラたちの一行は、部族からは怖れられるが、理解が進むと素晴らしい知恵を身につけた人物と言うことで大切にされる。馬を飼い馴らすということを、旧石器時代の人たちは想像することも出来なかった。ましてやオオカミおや。オオカミがイヌになるのは、ずっとあとのことである。部族の人たちは先ず彼らを霊から来た者とみなす。やがてそういうことがあり得るのだと説明されても、幾人かはエイラを女神の使いだと思い込む。それらの彼らの心の動きがとても興味深い。 言葉を獲得したことで人類は「相手の真意をはかる」ということが習い症になった。そしてそのために大いに悩む。無くしたものもたくさんある。しかし、もしかしたら得たものも多くあったに違いない。言葉を獲得したことで、人類は抽象的にものを考えることが出来るようになった。こういう考察が出来るのも言葉のおかげだ。言葉が戦争の遠因になるとすれば、それを克服する手段の遠因にもなるだろう。 2014年7月6日読了
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シャラムドイ族のむらへ。 ウルフが可愛いてしゃーない。 のでところどころジョンダラーにイラッとするシーンもありました。 今まで親切な人間にばかり会っていたけれど、そうじゃない人間との出会い。
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忙しかったので自炊する暇もなく読んでしまった。最後の終わり方が、物凄いいいところで終わってビックリ。
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