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火星ノンストップ ハヤカワ文庫胸躍る冒険篇
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火星ノンストップ ハヤカワ文庫胸躍る冒険篇

アンソロジー(著者), ジャック・ウィリアムスン(著者), C.L.ムーア(著者), A.E.ヴァン・ヴォクト(著者), アラン・E.ナース(著者), コリン・キャップ(著者), マレイ・ラインスター(著者), 山本弘(編者), 浅倉久志(訳者), 伊藤典夫(訳者)

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火星ノンストップ ハヤカワ文庫胸躍る冒険篇

1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2005/07/15
JAN 9784152086518

火星ノンストップ

¥1,870

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2013/10/26

古き良き時代のアンソロジー  表題作「火星ノンストップ(ジャック・ウィリアムスン)」はハチャメチャだけど、明るいハッピーエンドが決まるいい作品。  二番手「時の脇道(マレイ・ラインスター)」はイマイチかなぁ。平行宇宙が地球上にってのは、クラーク&バクスター作品の前駆体...

古き良き時代のアンソロジー  表題作「火星ノンストップ(ジャック・ウィリアムスン)」はハチャメチャだけど、明るいハッピーエンドが決まるいい作品。  二番手「時の脇道(マレイ・ラインスター)」はイマイチかなぁ。平行宇宙が地球上にってのは、クラーク&バクスター作品の前駆体かな。  堀晃作品『蜜の壷(?)』を思い出した「シャンブロウ(C・L・ムーア)」はなかなかに艶かしい。人類の崩壊はこういったことが主要因になりそうだ。レイチェル・カールソンじゃないけど。  アバターのイメージが交錯する「わが名はジョー(ポール・アンダースン)」は、木星描写に乗れればOK。しかし、地球上のどこかのむしろ戦争物語と思ったほうが良いかも。  良かったなぁと思うのが「野獣の地下牢(A・E・ヴァン・ヴォクト)」。エイリアン目線は新鮮だし、エイリアン側の親玉が登場してからは、けっこう派手などんでん返しがある。しかもそのうえ小エイリアンのオチがすばらしい。これ一番良かった。  ラスト一行のためにあるような冒険心くすぐる「焦熱面横断(アラン・E・ナース)」も傑作。横断の描写はイマイチだが、どんでん返しが泣ける。  ハートウォーミングなオチが光るものの、タウ空間がわかりにくい「ラムダ・1(コリン・キャップ)」がラストを飾る。  まぁまぁ楽しいクラシックSF短編集かな。

Posted by ブクログ

2011/11/24

どの作品もアイデアの突飛さに驚きつつ、とても楽しめたし、 元気が出るパワーに満ち溢れた短編集。 特に「火星ノンストップ」、「シャンブロウ」が好き。 『SFは絵だぜ』という故・野田昌弘先生の言葉に共感できる人にはおススメ。

Posted by ブクログ

2006/08/14

 面白かった!ト学会会長の山本弘選による海外古典SFアンソロジー第1弾で「胸躍る冒険篇」ですよ。 アンソロジーに収録された作品は30〜60年代に執筆されたもので、現在の天文学知識からみるとめちゃくちゃだったり、古臭くて時代遅れだったりするのだけど、でも、センス・オブ・ワンダーに満...

 面白かった!ト学会会長の山本弘選による海外古典SFアンソロジー第1弾で「胸躍る冒険篇」ですよ。 アンソロジーに収録された作品は30〜60年代に執筆されたもので、現在の天文学知識からみるとめちゃくちゃだったり、古臭くて時代遅れだったりするのだけど、でも、センス・オブ・ワンダーに満ち満ちていて、ストレートゆえにどの作品も力強い。迸るイマジネーションの世界に、激しく心揺さぶられるのだ。 どの作品も荒唐無稽で馬鹿馬鹿しいほどに愛しいのだけど、特に気に入ったのはプロペラ機で火星まで行っちゃう(!!)「火星ノンストップ」、古い水星の灼熱面の描写がリアルで暑苦しい「焦熱面横断」、それにあの念願叶った野田昌宏訳による「シャンブロウ」でしょうか。くぅ。なぜ「シャンブロウ」が絶版なのか、不思議でしょうがない。 21世紀の今読んでも十分面白いのに、埋もれたままの古典SFがまだまだたくさんあるんでしょうね。企画では今後5巻、予定されているとか。期待して待ちたい。(2006.9.14読了) 

Posted by ブクログ

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