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火星ノンストップ ハヤカワ文庫胸躍る冒険篇
1,870円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2005/07/15 |
JAN | 9784152086518 |
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火星ノンストップ
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火星ノンストップ
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
古き良き時代のアンソロジー 表題作「火星ノンストップ(ジャック・ウィリアムスン)」はハチャメチャだけど、明るいハッピーエンドが決まるいい作品。 二番手「時の脇道(マレイ・ラインスター)」はイマイチかなぁ。平行宇宙が地球上にってのは、クラーク&バクスター作品の前駆体...
古き良き時代のアンソロジー 表題作「火星ノンストップ(ジャック・ウィリアムスン)」はハチャメチャだけど、明るいハッピーエンドが決まるいい作品。 二番手「時の脇道(マレイ・ラインスター)」はイマイチかなぁ。平行宇宙が地球上にってのは、クラーク&バクスター作品の前駆体かな。 堀晃作品『蜜の壷(?)』を思い出した「シャンブロウ(C・L・ムーア)」はなかなかに艶かしい。人類の崩壊はこういったことが主要因になりそうだ。レイチェル・カールソンじゃないけど。 アバターのイメージが交錯する「わが名はジョー(ポール・アンダースン)」は、木星描写に乗れればOK。しかし、地球上のどこかのむしろ戦争物語と思ったほうが良いかも。 良かったなぁと思うのが「野獣の地下牢(A・E・ヴァン・ヴォクト)」。エイリアン目線は新鮮だし、エイリアン側の親玉が登場してからは、けっこう派手などんでん返しがある。しかもそのうえ小エイリアンのオチがすばらしい。これ一番良かった。 ラスト一行のためにあるような冒険心くすぐる「焦熱面横断(アラン・E・ナース)」も傑作。横断の描写はイマイチだが、どんでん返しが泣ける。 ハートウォーミングなオチが光るものの、タウ空間がわかりにくい「ラムダ・1(コリン・キャップ)」がラストを飾る。 まぁまぁ楽しいクラシックSF短編集かな。
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どの作品もアイデアの突飛さに驚きつつ、とても楽しめたし、 元気が出るパワーに満ち溢れた短編集。 特に「火星ノンストップ」、「シャンブロウ」が好き。 『SFは絵だぜ』という故・野田昌弘先生の言葉に共感できる人にはおススメ。
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面白かった!ト学会会長の山本弘選による海外古典SFアンソロジー第1弾で「胸躍る冒険篇」ですよ。 アンソロジーに収録された作品は30〜60年代に執筆されたもので、現在の天文学知識からみるとめちゃくちゃだったり、古臭くて時代遅れだったりするのだけど、でも、センス・オブ・ワンダーに満...
面白かった!ト学会会長の山本弘選による海外古典SFアンソロジー第1弾で「胸躍る冒険篇」ですよ。 アンソロジーに収録された作品は30〜60年代に執筆されたもので、現在の天文学知識からみるとめちゃくちゃだったり、古臭くて時代遅れだったりするのだけど、でも、センス・オブ・ワンダーに満ち満ちていて、ストレートゆえにどの作品も力強い。迸るイマジネーションの世界に、激しく心揺さぶられるのだ。 どの作品も荒唐無稽で馬鹿馬鹿しいほどに愛しいのだけど、特に気に入ったのはプロペラ機で火星まで行っちゃう(!!)「火星ノンストップ」、古い水星の灼熱面の描写がリアルで暑苦しい「焦熱面横断」、それにあの念願叶った野田昌宏訳による「シャンブロウ」でしょうか。くぅ。なぜ「シャンブロウ」が絶版なのか、不思議でしょうがない。 21世紀の今読んでも十分面白いのに、埋もれたままの古典SFがまだまだたくさんあるんでしょうね。企画では今後5巻、予定されているとか。期待して待ちたい。(2006.9.14読了)
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