商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 2005/07/20 |
JAN | 9784062130042 |
- 書籍
- 書籍
ウォーターマン
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ウォーターマン
¥1,540
在庫なし
商品レビュー
4.1
7件のお客様レビュー
表紙が、きれいで思わず手にとってしまった本。 短編集で、読みやすいのですが、最後の仕掛けには驚きました。 内容紹介 Love like a water 「お父さん、いつか、私にサーフィンを教えて」 八島千波、27歳。母が逝った夏、その浜辺で出会えないはずの人々に出会った。...
表紙が、きれいで思わず手にとってしまった本。 短編集で、読みやすいのですが、最後の仕掛けには驚きました。 内容紹介 Love like a water 「お父さん、いつか、私にサーフィンを教えて」 八島千波、27歳。母が逝った夏、その浜辺で出会えないはずの人々に出会った。 『天国の本屋』の著者が海を舞台に、<響きあう生>を描く ウォーターマンは海とともに生きている。海にもっとも近い伝説のサーファーにして守人。海を愛し、海を愛する人を愛する、父親のような存在。海辺に住む子供たちはみんな憧れる。いつかウォーターマンと呼ばれるような人間になりたいと思う。
Posted by
『天国の本屋』シリーズのコンビ作家の作品。夏ということで久々に読んでみた。7つの短篇と1つの中篇で、すべて水とともに生きた人たちのお話。ほとんどサーフィンにかかわる人のお話なので、この季節にはホントぴったり。サーフィンなんかやったことない(というかここ数年海になんか行ってない)け...
『天国の本屋』シリーズのコンビ作家の作品。夏ということで久々に読んでみた。7つの短篇と1つの中篇で、すべて水とともに生きた人たちのお話。ほとんどサーフィンにかかわる人のお話なので、この季節にはホントぴったり。サーフィンなんかやったことない(というかここ数年海になんか行ってない)けど、すごく読みやすい。 この作品を初めて読んだときには、やられた感がすごかった。一つ一つの短篇はお話として成立しているにもかかわらず、最後の中篇につながるとは・・・。構成力に脱帽。だからこのコンビはやめられない。 ところどころに出てくる、田中渉の挿絵。水彩画でそれはもう見事というしかないほど、キレイ。この絵のために、本を買ってもいい。こんな絵を描いてみたい。 それにシンプルな表紙も大好き。
Posted by
「難しく考えちゃだめよ。想いがそこにあるのなら、それをそのままに受け入れればいいのよ」 好きだーーーー!!!と叫びたくなるほど暖かくて優しい物語たち。 海、というかハワイの海と、その波に乗る人たち。 最初は、短編かしらと思ったら最後にきれいに1つになる。 心がぽっとなって、涙が...
「難しく考えちゃだめよ。想いがそこにあるのなら、それをそのままに受け入れればいいのよ」 好きだーーーー!!!と叫びたくなるほど暖かくて優しい物語たち。 海、というかハワイの海と、その波に乗る人たち。 最初は、短編かしらと思ったら最後にきれいに1つになる。 心がぽっとなって、涙がはらはら零れる。 この人たちの書く「死」はいつも優しくて、心にすとんと入ってくるから不思議だ。 本当に悲しいんだけれど、本当に暖かい。そこが好きなのです。 思いつまされる言葉もちらほらあって、もっと素直に生きなくては、と。 【5/25読了・初読・市立図書館】
Posted by