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ハリスおばさんニューヨークへ行く
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ハリスおばさんニューヨークへ行く

ポール・ギャリコ(著者), 亀山龍樹(訳者)

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ハリスおばさんニューヨークへ行く

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ブッキング/
発売年月日 2005/05/01
JAN 9784835441658

ハリスおばさんニューヨークへ行く

¥1,980

商品レビュー

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2023/09/09

元気なアダ・ハリスに元気づけられて読後もスッキリ。いつもピンチに陥り、いつもなんとか脱出し、うまくいくところがとてもいい。そしてそれが運だけでもなく、ハリスおばさんの度胸によるところが大きいのも好き。 思い込みが激しくその通りになると信じてがんばるおばさんには勇気をもらえる。とん...

元気なアダ・ハリスに元気づけられて読後もスッキリ。いつもピンチに陥り、いつもなんとか脱出し、うまくいくところがとてもいい。そしてそれが運だけでもなく、ハリスおばさんの度胸によるところが大きいのも好き。 思い込みが激しくその通りになると信じてがんばるおばさんには勇気をもらえる。とんでもない勘違いはおばさんの愛嬌で、とても好きなところ。

Posted by ブクログ

2023/04/05

ハリスおばさんシリーズの第二作。 今度はおばさんが、隣家で虐待されている少年の父親を探しに、ニューヨークへひとっ飛び!ロンドンの下町のアパート。壁の向こうの音は筒抜け。今日も隣の家のヘンリーぼうやがひどい目にあっている。少年の母は行方が知れず、父親は遠いアメリカにいて、生き別れ...

ハリスおばさんシリーズの第二作。 今度はおばさんが、隣家で虐待されている少年の父親を探しに、ニューヨークへひとっ飛び!ロンドンの下町のアパート。壁の向こうの音は筒抜け。今日も隣の家のヘンリーぼうやがひどい目にあっている。少年の母は行方が知れず、父親は遠いアメリカにいて、生き別れたままだ。アメリカ人のお得意様に、ニューヨークへ同行してほしいと頼まれたハリスおばさんは、親友のバターフィールドおばさんをお供に、ヘンリーぼうやをアメリカへ密航?させてしまう。なあに、きっと父ちゃんをみつけてあげるよ。しかし、ハリスおばさんは、アメリカの広大さをまだ知らない。さあ、この珍道中、どうなるどうなる? と、そんな始まり。いたいけな少年を助けて、幸せにしてあげたい一心から、アメリカまで行っちゃうハリスおばさん。自分の物見遊山のためでなく、人助けのため、溢れる熱いハートからというのが、実に『らしい』。50年代から60年代の、まだおっとりしたアメリカとは言え、ヨーロッパから着てみれば、大変な喧騒。ありふれた名字の父親をどう探すのか、ちゃんとハッピーエンドにはなるけれど、種明かしはここまで。ハリスおばさんの人情味と、常識の豊かさ、行動力が、パリに続いてここでも幸福を呼ぶ。読後感の爽やかさも、さすが。 それと、文化史、芸術史をちょっとでもかじっていると、R&Bや黒人文化が、既に強力なムーブメントとなって人気を得ていたことがわかって、児童文学と言えども侮れない質の高さを感じさせる。ギャリコの作品は、人気作が多いが、どの読者層に向けて書かれたものでも手抜かりがない。文が平易で美しく、優しさに溢れながら、世相を映す鏡でもある。テネシー・ウィリアムズや、トルーマン・カポーティなどと併読したくなる事が多い。いずれもどこかせつなく、街の片隅で生きる人を描いているからだろうか。 次の舞台はモスクワ。いったいおばさんは、どんな冒険をするのだろう。

Posted by ブクログ

2019/03/12

四十年ぶりくらいの続巻!おばさん、あちこち出かけてたのか〜。不幸な子を幸せにして、まさかの還暦過ぎての恋の予感?Σ(゚Д゚)

Posted by ブクログ

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